ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

今季の雪山登山は・・・

2016年02月22日 00時57分46秒 | Weblog
全国的に暖冬雪不足気味であることは知っていた。
「あまり期待できないかも・・・」
「どうせ行っても雪が少ないんじゃなぁ・・・」
そんな一抹の不安が、雪山へ登りたいという思いを徐々にすり減らしていた。

しかし、南八ヶ岳は別。
せめて今年も赤岳は登ろうと決めていた。
出発は2月15日の夜とし、美濃戸口の駐車場で車中泊をして翌朝アプローチスタート。
そのための準備を早々に済ませ、あとは当日を待つのみとなった。
出発まであと二日と迫った土曜日のことだった。
朝から熱っぽい。
自覚症状からして「風邪」であろうと勝手に推測した。
よりによってこんな差し迫った時に熱が出るとは・・・。

熱は体のバランス感覚をも削り取るように上がっていった。
翌日曜日、休日診療の医院へと行ったが「インフルエンザではないでしょう」の一言にホッとした。
しかしだるさが一向に治まらない。
結果、発熱から三日間仕事をした。
だるさを通り越し、体中の筋肉に力が入らない・・・いや、筋肉が溶け出してしまっているのではないかと思える程、立っているのも辛かった。

出発を一日遅らせ16日の夜とし、昼間にもう一度かかりつけの病院で診てもらった。
「一応検査をしましょう」
15分後の答えは「B型インフルエンザ」だった。
ショックはあったが、どこかで「やっぱりそうか」という気持ちもあった。
インフルエンザともなれば綺麗サッパリと諦めがつく。
野菜ジュースを大量に購入し、帰宅しそのまま死んだように眠りに就いた。

インフルエンザにかかったままの状態で三日間仕事を続けた「つけ」が一気に襲ってきた。
食欲などこれっぽっちも出るはずはなく、ひたすら野菜ジュースのみを摂取。
体中の筋肉が悲鳴を上げており、コップを持ち上げることすらだるかった。

家の中では自主隔離をし、自室でシュラフに入ったまま過ごした。
三日間安静にしたが、現在の体調はまだ万全ではない。
シュラフの中で考えていたことは「今年の冬って、まだまともに雪山に登っていないんだよなぁ・・・」
そればかり。

先ずは体力の回復、そして3月にはリベンジプラスで「硫黄岳~横岳~赤岳」の縦走を計画中。