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同志社大学 茶室 寒梅軒

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写真は、寒梅軒の外観。

寒梅軒は同志社大学今出川キャンパス内にある茶室で、現在は同志社大学茶道部の拠点になっています。

アクセス
今出川通沿いにある門を入ってまっすぐにキャンパス内を歩くと、やがて塔があるクラーク館が見えます。
この突き当りを左手に進みます。
クラーク記念館の左手奥にひっそりと寒梅軒があります。

寒梅軒は幕末に二条家の邸内(現在の同志社女子大学のキャンパス)に造られました。
昭和29年に現在の図書館の位置に移築。
その際に淡々斎宗匠よりに新島穣の漢詩から「寒梅軒」と命名されたそうです。
その後昭和43年に図書館建築に伴い、現在の場所に移築されました。

通常は外観を観るだけですが、毎年11/26~28の同志社大学 EVE祭の際だけ茶道部による呈茶が茶室内であります。
ただしSNSによる告知は当日しかされません。
2023年は1席50分枠で11:00~、11:50~、12:40~、13:40~、14:30~、15:20~、16:10~の7席で、1席10名でした。
1名600円で、10:30頃から現地でお茶券の販売をしておられ、後の席でも事前に購入して席を確保することが可能です。

お茶室はL字型で、その前に苔のきれいな露地庭園があります。
左手が小間で右手が広間です。
左手には四角の窓と円窓が並んでおり、四角い窓の上に「寒梅軒」の扁額があります。
広間の方は当日は待合でもあり、小間の席が満室になった以降はこちらで戴くことも出来ます。
広間で待ち時間になると呼ばれます。
一旦露地に出て、向かって左手側の貴人口から入ります。

内部は4畳半の茶室で、中央半畳の右手前に炉が切ってあります。
左手に床の間と床脇があり、右手奥が茶道口です。
前述の四角い窓は右手にあり、これが南面しているので、日光の移り変わりが感じられました。

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