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京都文化博物館 別館 旧日本銀行京都支店2 特別ツアー


写真は、2階からみたホール(旧営業室)

2018年の8/2(火)と8/18(土)の10:30~11:30、13:30~14:30の計4回、別館の特別ツアーがありました。
事前申し込み制で、1回15名(実際は20名ほど)。
総合展示のチケット(500円)が必要でした。

まず表から入った客溜まり、今の案内カウンター前に集合します。
そして左から裏の方へまわりますが、別館の右手奥突き当りのパーテーションの扉を開けると、2階と地下への階段があります。
これをまずは2階へ上がります。
2階は事務所のなっており、1番奥は今は会議室ですが、当時は貴賓室だったそうです。

ある部屋の内に入ると、部屋の中に天井裏への階段があります。
天井裏に入ると梁があり、建物が木製であるのがよくわかります。
天井裏には電球を取り換える際にシャンデリアを下に降ろすためのハンドルや、建物の側面から入った光を45°反射させて下のホールへ採光する工夫が見られます。

さらに天井裏を奥に進むと、配電盤などの狭いスペースを抜けて、屋上左右にある塔から屋上に出ます。
瓦はスレートという粘板岩で出来ており、薄く剥がれる性質を利用し加工して、鱗のように張られています。

地下は耐震性のため中央には部屋がなく、周囲を囲うように口の字に部屋があります。
銀行の当時は簡易の金庫であったそうで、取っ手が外側にはありますが、内側にはなく内側からは開かない構造になっていました。

最後は地上に上がって、旧金庫棟でした。
金庫の扉の厚みは40㎝ぐらいあります。
3つの扉のうち中央の扉は昭和に中が空洞にして造り直されており、軽いそうです。
しかし1番左のものは明治時代のそのままで40cmの厚みすべてが鉄なので、開けるのも一苦労の重さなのだそうです。
通常は触れることは出来ませんが、この2つの扉を実際に叩かせて頂けました。
すると中央のは軽い音がしますが、左のはほとんど響かないのが分かりました。



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