京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2025 7/12の拝観報告1(渉成園 燕申堂 京の夏の旅)

-
写真は、驟雨の間。
7/5の拝観報告の途中ですが、速報ですw
7/11(金)から京の夏の旅の公開が始まったので、最初に土曜日朝1番で注目の渉成園 燕申堂に参りました。
まず渉成園に入るのに700円、入って左手奥の燕申堂の門から入って玄関で500円なので、都合1,200円かかります。
10時の開門時には10名ほどいましたか、15分ほどで開門入場組はほとんど出ておられました。
さて主に5部屋拝見出来ます。
右側の奥から縦に燕申堂の一の間、二の間、三の間。
そして左側は奥から驟雨の間、廊下を挟んで橘山の間。
見逃しがちな見所だけ述べます。
驟雨の間は床の間と床脇がちゃんとありますが、床脇の天袋の配置が珍しい。
天井の竿縁の手斧のなぐりの見事さ。
片や橘山の間は釣り床のみで、天井の竿縁は面皮付きの丸木。
そしてその間の廊下の天井が「弧状の網代天井」。
網代天井はよくありますが、弧状は初めてみました。
他にも見所満載です。
多分もう1回行きますw
10:30頃にこちらを出て、次へと参りました。
コメント ( 1 ) | Trackback ( )
和田家住宅

-
写真は、住居棟の間。
和田家住宅は東本願寺の裏側にある、江戸末期の町家で、国の登録有形文化財です。
アクセス
JR京都駅の地下の改札を出て、ずっと直進します。
左手に京都タワーやヨドバシカメラを見ながらさらに直進し、北端の突き当りまで進みます。
左手奥の「東本願寺方面」の出口から地上出ます。
地上に出ると右手(七条通)へ進みます。
約250m進むと新町通との交差点になるので、これを右折します。
さらに約400m進んだT字路の右手前に和田家住宅があります。
元は質屋だったそうです。
道沿いに店舗棟が面しており、やや左側に入口があります。
その左側は出格子、右側は荒格子。
2階は虫籠窓(むしこまど)になっています。
通常内部は公開しておられませんが、2025年夏にEXサービス会員限定の京町屋ラウンジにて内部で休憩が出来ました。
店舗棟の入口を入ると、奥は中庭を経て正面が通り庭。
中庭の左手に玄関があります。
玄関を入ると4畳半の玄関間。
この左手が店舗棟、右手が住居棟。
間を玄関棟で接続する表屋造です。
左手の店舗棟は6畳間。
店舗なので内部はシンプル。
当日はこちらで山田松香木店による匂い袋を使った源氏香体験がありました。
右手の住居棟は10畳間。
左手奥に小さめの床の間があり、右手の通り庭との欄間は正目の木に桐の紋などが掘り抜いてありました。
正面の奥には奥庭があり、その右手には土蔵もありました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )