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大光寺

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写真は、表門。

大光寺(だいこうじ)は伏見の大手筋商店街にある浄土宗寺院です。

アクセス
近鉄の桃山御陵前駅か京阪電車の伏見桃山駅で下車します。
桃山御霊前駅の改札を出て右へ進みます。
約100mで京阪の踏切があり、そこが京阪電車の伏見桃山駅です。
ここからさらに大手筋商店街の中を約350m直進します。
商店街のアーケードが切れる寸前の右手に大光寺の表門があります。

鎌倉時代に今よりさらに南のJR桃山駅周辺に大光明寺として創建されました。
室町時代に拡張する際に禅宗化し、元の寺の方が宝厳院として塔頭になりました。
豊臣秀吉の時代に指月城築城のため大光明寺は相国寺に移転し、宝厳院の方はその地に残って浄土宗に戻り、大光寺となりました。
江戸時代初期に徳川家光の傳役であった青山伯耆守の屋敷跡(現地)に移転しています。

表門を入ると正面に本堂、左手に小さな庚申堂と地蔵堂があります。
庚申堂には青面金剛明王像が、地蔵堂には日限地蔵立像など3躯の地蔵菩薩像がお祀りされていました。
また本堂右手の通路の奥には墓地があり、その途中の右手に四面石仏がありました。

通常は公開など特にしておられませんが、2019年10/20の10:00~13:00に浄土宗特別大公開で本堂などの公開がありました。

本堂に入ると内陣の中央には本尊の阿弥陀如来像、その左右に善導大師像と法然上人像がお祀りされていました。
左手の脇壇にはアフロヘアで有名な五劫思惟如来像、右手の脇壇には阿弥陀三尊像、需一面観音像、不動明王像、右側面には釈迦三尊像などがお祀りされていました。

さらに本堂の右手に付属して薬師堂があり、そちらには平安時代の春日仏師作という薬師三尊像、十二神将像や大日如来像などがお祀りされていました。

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