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嶋臺


写真は、外観(絲店と蔵)

嶋臺(しまだい)は、江戸初期に糸割符商として創業し、江戸中期からは酒問屋も兼業していました。
今はギャラリーとして利用されており、建物は国の登録有形文化財です。

アクセス
地下鉄の烏丸御池駅の1番出口から地上に出ます。
御池通を約50m進んだ左手に、嶋臺があります。

現存の建物は、明治16 年(1883年)建築です。
まずは外観から。
1番左手にあり「嶋臺」の大きな額が掛かっているのが、絲店(いとてん)です。
平入の切妻造で,西側の屋根が一段高くなっています。2階は虫籠窓です。

絲店の右手には蔵が2つあります。
右側が巽蔵のようです。
そしてその右手、東洞院通との角にあるのが酒店です。
東洞院通側が正面で、巽蔵を囲むL字型になっています。

内部は絲店と本陣で別々のギャラリーになっており、本陣の方は東館とも云われています。
内部には展示会などがあれば入れます。

まず絲店から入ります。これが絲屋ギャラリーです。
平面に土間があり、両脇に広い部屋が2つあります。
このあたりの内部はきれいに改装されています。
時計回りに進むと中央に中庭があり、奥が書院(古硯堂)です。
中庭の鎮守神の台石は、平安宮大極殿の礎石の1つだそうです。

さらに時計回りに進むと左手(玄関から見て右手)に蔵の入口があります。
時計回りに進む1周し、玄関向かって右手に戻ってきます。

本陣ギャラリーは、入口が東洞院通にあります。
入ってすぐ左手に井戸、正面奥は蔵、右手は広い土間のようなスペースで作品が展示されていました。
土間の右手奥には下足して上がる展示スペースでした。
また正面奥の蔵の内部も入れて、こちらも展示スペースです。

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