吉田家住宅 無名舎

写真は、外観

京呉服の問屋街室町にある町屋で、白生地問屋を商った京商家の典型な表屋造りです。

アクセス
四条烏丸から西へ2筋目の新町通を右折し北上します。
錦通、蛸薬師通を越えると左手に京都逓信病院が見えてきます。
その2軒家手前が吉田家住宅　無名舎です。

参観には事前にTELでの予約が必要で、10:00～18:00で参加料は1人1000円です。

表の扉から入ると、通り庭が奥まで続きます。
途中の右手に玄関があるのでそちらから上がると、玄関の正面には中庭があります。
来意を告げると右手（通り側）の店の間に案内され、パンフレットを下さいます。
この際に参観料も納めます。
中庭を経た奥には8畳の中の間と10畳の奥の間が並び、その奥に奥の庭があります。
中の間の右手に2階への階段があります。
奥の間には床の間や付書院があり、奥の庭の縁側の左手にも2階への階段があります。

中の間から2階へ。
2階の中の間は8畳間で、隣の奥の間との欄間は鳳凰が透かし彫りされています。
2階の奥の間は10畳の板張り。
床の間もフラットの板張りなのは町屋では珍しいです。
奥の間左手の階段を降りると奥の庭の縁側に出て、元に戻ってきます。

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