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2016 5/20の拝観報告6 最終(京都国立博物館 禅 後期)


写真は、夕陽を浴びる明治古都館

真如堂を出て、東大路通を南下して16:30に到着したのが、京都国立博物館。
禅の後期です。

前期は4/16に来ていますが、最近は前後期と2回行くようになりつつあります(笑)。

さて今回も16:30に館内へ。
もちろん後期展示のものを中心に観ていきます。

円福寺の達磨坐像。
萬人講にて現地で2回お目にかかっていますが、至近距離は初めてです。

養徳院の達磨・臨済・徳山像
養徳院にこのような重文があったんですね。

東福寺の大宋諸山図 
中国の大寺院の間取りや須弥壇の寸法が細かく記されていました。
日本に建築する際の参考にしたんでしょうね。
”伽藍面”の東福寺らしい寺宝ですね。

龍光院の金剛般若経(国宝)
龍光院って一塔頭なのに、ものスゴイ文化財の宝庫であることを改めて感じましたね。
蘭渓道隆の字って、メチャメチャきれいですね。

天授庵の九条袈裟
天授庵といえば、紅葉。ガンバっても長谷川等伯の襖絵までしか知りませんでしたが、このような重文もあるんですね。

妙心寺の宗峰妙超像。
苦虫を噛み潰したようなお顔が・・・(笑)。

鹿王院の天龍寺臨幸市記
先日の「そうだ 京都、行こう」のツアーで、現地でいずれも重文の絹本著色釈迦三尊及三十祖像 明兆筆、絹本著色夢窓国師像、絹本墨画出山釈迦像と紙本墨画蘭石図 梵芳筆を見せて頂いたので、より親近感が湧きます(笑)。

瑞峯院の大友宗麟像
岩手 大安寺の留守政景像(虎哉宗乙賛)
これらは戦国好きですので、また違う意味で心が震えます。

1階の仏像 萬福寺の十八羅漢坐像のうち、蘇賓陀尊者像
シャンプーハットの小出水さん(通称 こいちゃん)に似ていると言ったら、あんとんさん爆笑(笑)。

高桐院の山水図(国宝)
こちらは秋の曝凉展に出ていますね。

興臨院の椿尾長鳥堆朱盆(重文)
大光明寺の楼閣牡丹螺鈿食籠
これらも共に、「こんなのあそこにあったんだ」系です。

慈照寺(銀閣寺)の唐物小丸壺茶入
小さくてカワイかったです(笑)。

大仙院方丈障壁画のうち瀟湘八景図(重文)
余白が多いからこそ、いろいろ想像させるんですよね。

妙心寺の龍虎図屏風 狩野山楽(重文)
山楽山雪展で拝見していますね。

などを一通りと、気になったものだけ2巡目で観て18:15。
この日は金曜日でしたので、18:00を超えて観ることが出来ました。

朝から充実した拝観でした。

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