今年、初めての「海辺の読書」

2016年04月23日 00時05分00秒 | 生き方

▲<4月22日の午後、「豊崎美らSANビーチ」では、5~6名泳いでいた>

4月22日の午後、今年初めての「海辺の読書」に行った。

今年は、3月末まで例年になく寒い日が続いたので、3月中に行っていた「海辺の読書」が、出来ていなかった。



今日は、朝から「薄曇り」で、午後から「雨」が降りそうな気配だったが、いっこうに「雨」の気配が無く、夜まで持ちこたえそうな様子だったので、「豊崎美らSANビーチ」へ出かけた。


▲<2015年9月16日刊行の話題作です>

持参した本は、「終わった人」(内館牧子)

薄曇りの空の下、「ビーチ管理棟の屋上(3階)」のウッドデッキに、「ビーチベッド」を置いて、15時~16時30分頃まで、半分読んだ。

後半は、家に帰って、19時~21時で一気に読み切った。

作品内容は、65歳で、銀行の関連子会社役員で、定年を迎えたプライドの高い男の「終わった人の終わり切れない」その後が、凄くリアルに描かれている。

読みながら、「あるある」「ワクワク」「ドキドキ」「ツーン」と、させられた。

作者自身も団塊世代で、20年前に構想したらしいが、実際の年齢になり、周辺の取材を重ね地方新聞の連載で作品にしたらしい。

さすが、内館牧子さんだ。人物模様が映画のように目に浮かび、小気味いいセリフでテンポよく読めた。


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