若手向け研修最終回

2015年03月15日 09時00分00秒 | 沖縄の生活


昨年の4月から始まった若手向け「ビジネスパワーアップ研修」が、3月11日最終回を迎えた。

テキスト枚数は、151枚。それに随時加えた資料が約40枚くらい。延べ、200枚くらいの資料を使った研修になった。

今回、ある参加者から、私が折々にあまり若い内に結婚をしてはダメだと言っていた事に対して、「早い内に結婚するという事はダメな事でしょうか?」という質問があったので、参加メンバー皆で議論をさせてみた。 


▲<若いメンバーの意見を私が、ホワイトボードに書き写した>

20代前半に結婚した人が10人中3名居たので最終的には、「結婚肯定」に着地した。

平山からのコメントは「結婚は否定していないし肯定派です」。1)若い時は、お互いに束縛欲が強いので、自分のやりたい事を全面的応援してくれる人だとはとは限らない。 2)若い自分が相手の人生に、完全に合わせて生きてしまいお互いに視野が狭くなる。 3)相手の事を愛すれば、自分の事を後回し夜中に勉強出来ず自己投資や自己成長が鈍る。 4)30歳までに、「守・破・離」の「離」のレベルになれた後なら、是非結婚をして欲しい。



「他人から見て理想像なら、自分が無くなりませんか?」「他人を真似る事で自分が無くなりませんか?」と、二人から同じような質問が出た。私からの返答は、「理想のモデルを真似ても、同じ人には成れないように。自分で創るから、他人にはなりません」



「見るからに“現状維持バイアス”に囚われている人を変えさせるには、人を変えさせたければ自分を変える。と言われるがどうすれば良いのか?」という質問に対して、私のコメントは、「過去と他人は変えられない」という言葉があるように、「他人を変える事は、Mgrでもなかなか変えられないケースが多い」その事を理解した上で、自分が若手メンバーなら、他人を変えるという極めて難易度の高い事に手を付けるより、自分の事で精一杯で良い。



「思考停止しないで色んな事を同時に行えるように脳のキャパシティを拡げる方法は?」 私からのコメントは、「テキストで過去にも話した【プランドハップンスタンス】の考え通りです。「好奇心」「しつこさ」「しなやかさ」「楽天主義」「リスクを取る」。

最期に、メンバーに話した。「自分の人生に対して欲張り、どこでも働ける力を蓄えよ」そして、再度資料を加えて【守・破・離】を詳しく解説して終えた。





研修終了後、会社近くの「ぼんじりや」で「お疲れさん会」を行ってくれた。