▲<8月23日琉球新報の朝刊より>
夏の甲子園を史上6校目の、春夏制覇を成し遂げた興南高校野球部が、22日夜の7時35分過ぎに、那覇空港に凱旋した。空港では、4,500人が歓迎した(琉球新報8月23日の朝刊より)。
昨日の3時頃に那覇市の数カ所で地元新聞の号外も出た(約7万部があっという間に無くなった)。
▲<8月23日の朝、TVはすべて凱旋を報じていた>
沖縄の高校が夏の甲子園に初めて出たのは、1958年(当時はまだ米国の統治下だった)。
首里高校は、初戦で敗退し、持ち込みを許されなかった甲子園の土を船上から泣きながら投げ捨てた悲話は有名。
その後、沖縄水産が1990年と1991年に2年連続準優勝に終わっている。
春の選抜では、沖縄尚学が、1999年と2008年に2度の優勝があるが、夏の優勝は初出場から52年振り。
沖縄の教育界だけでなく、政財済界を含め、沖縄県民に「諦めない!努力すれば全国一になれる!」という大きな希望を与えてくれた。
この沖縄の将来に与える効果は、測りようもなく凄い事を成し遂げた。