「第15回国場川水あしび」参加記 後篇

2009年12月14日 00時05分00秒 | 沖縄現地情報

▲<水鳥・湿地センター周辺の「マングローブ刈り」現場。抜かないマングローブは、赤いリボンで印をしている>

▲<広大な湿地だった漫湖は、マングローブが繁殖し過ぎて、森になっている。>

国場川河川敷の清掃が、思いのほか早く終わったので、「マングローブ刈り」を見学に行った。見ると泥まみれで、予想以上に大変な様子だった。
マングローブが、年々繁殖して湿地が減少し、水鳥には住みにくい環境になっている(水鳥の餌である湿地帯に生息する小動物が減少したり、陸化することで水鳥の天敵である猫やマングースが侵入し易くなる)。
毎年、マングローブを増やさないように計画的刈り取を行っているらしいが、悪い事に、国場川の水量減少も重なり、漫湖の干上がりによる陸地化がさらに進み、水鳥が飛来しなくなっているらしい。

▲<「マングローブ刈り」の現場風景。刈ったマングローブを泥だらけになり運んでいた。>

▲<左「マングローブ(メヒルギ)の種子(これが下に落ちて、湿地に刺さりその後、発芽する)。右「芽が出たところ」>

▲<左「群生になりつつある若木」、右「刈り取られたマングローブの若木」>

マングローブを植えて、海の環境を守るところもあれば、マングローブを刈り取らないと、自然の環境が守れない場所もある事を今回の「漫湖大清掃」で知った。

マンブローブ刈りも終わり、予定よりも早く11:30頃から昼食(じゅーしー)が始まった。ドリンクは、飲料メーカーからの提供されていた。

▲<豚肉、人参、しめじ、芋の葉の具で、味噌味のおじや風。青空の下で食べて美味しかった!>

▲<大鍋3つで作っていた>

午後からは、「自然体験型ゲーム」などが行われて、子供には楽しいイベントがあった。



清掃だけで帰る人には、「感謝状」が手渡された。



▲<今回、回収されたゴミの山>

私は、午後のイベントには参加せずに帰ったが、気持ちの良いイベントに参加出来て大満足でした。