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「レンタルおじぃい」東京へ(前編)

2016年11月19日 12時00分00秒 | 仕事

▲<東京支店の「応接室」和のテイストで造っています(後ろにオフィスがあります)>

11月17日~18日、顧問先の東京支店へ一泊二日の出張をした。

用件は、「レンタルおじぃい」を東京支店のメンバーに対して行うため。

11名(管理職2名含)に、階層別に2日間で、延べ8時間「研修&面談」を行った。

「研修&面談」は、浅草にある支店内で行った(内容は以下の通り)。

第一部 「どこでも働ける力を持て!」(パワーポイント98枚)3時間(13-15時、16-17時)
(若手の働く人が持っていなければいけない考え方の基礎理論編。若手7名)


▲<「大型画面のTV」にパワーポイントを映し出して講義を行いました(以下、一部抜粋)>







※15時~16時(リーダー候補との「一対一面談」を行う)





第二部 「どんな人が、リーダーに向くの」(パワーポイント24枚)約1時間(17-18時)
(リーダーは生まれつきか?リーダーとは何か?リーダー像を学ぶ。課長を含むリーダー候補者7名)
※明日の第三部「リーダーの判断力養成トレーニング22連発」を受講する人の基礎編になっている。

支店メンバー全員との「飲み会」19時~22時まで行って、「鶯谷」のホテルへ。

【後編に続く・・・】


「相手の防衛本能を外せ!」

2016年10月24日 00時05分00秒 | 仕事

▲<毎週月曜日9時~9時30分、沖縄本社から全国6支社に、同時中継して行う「朝礼」です>

10月17日、朝礼で月に一回ある「私の講話」を行った。

今期のテーマは、「他人力を鍛えて、好かれて仕事が出来る人になる」です。
第7回目は、【相手の防衛本能を外せ!】でした。

初めての人と話をする時。相手が話をしてくれない時があります。なぜ、相手は話なさないのでしょうか?

「忙しいから」「面倒くさいから」など、色んな理由がありますが、一番は【心を開いていない】(防衛本能が働いている)からです。


▲<パワーポイントを前に投射しながら話を進める>

この「防衛本能」は、色んなカタチで現れます。例えば「自分の内面的な事を話して、相手に馬鹿にされたり、軽蔑されたりしたらどうしよう・・・」。

さらに、「自分を出し過ぎたら、弱みに付け込まれたりする危険もあるのでは?」・・・。そのために、人はなかなか自分をさらけ出せないのです。

また、「うまく話せず、誤解されたらどうしよう・・・」と、不安も感じています。これも防衛本能の一種です。特に日本人は、この傾向が強く、「誤解されるくらいなら、黙っていた方がいい」と考える人が多いのです。

営業先の担当者が、話したがらないのは「この人は、私の敵か?味方か?」 「この人に余計な話をしたら、それに乗じて何か売り込まれるんじゃないか・・・」という不安を感じて「防衛本能」を働かせているからです。        

このように、防衛本能は、人の心にブレーキをかけます

だからこそ対話時には、なるべく相手を安心させて、「防衛本能」を抱かせないように、配慮する必要があるのです。

言わば、「心のブレーキを解除する」イメージです。では、「防衛本能」を抱かせないようにするには、どうすればいいのでしょうか?             

そんな時には、自分の方から「失敗した話」や「損をした話」をすると、相手は、自分よりも下ないし同レベルに観て「親近感」を感じるようになります。この事を【自己開示力の返報性】と言います。 

※「自己開示」とは、「私は、こういう人間です」と、相手に自分をさらけ出して伝える事です。

話す内容は、「意外性」や「本人のギャップがある話」がいいのです。「実は真面目に見えるのにユーモアがある」「細いのによく食べるなど」等々・・・。

そうすると、相手に魅力を感じて貰えます。

ただし、「失敗した話」にも、注意が必要です。「昨夜も飲み過ぎて二日酔いです(笑)」「遅刻ばかりして、会社から怒られています(笑)」「家族が病気で、今大変なんです・・・」

といったたぐいの「この人は大丈夫か?」と、思われるような相手が引くような話や深刻な身の上話は、NGです。

・・・この話をした後、この内容を事前に読ませた人に、前に出て話をしてもらった。


▲<課題Lesson(5)(4が3回あり5が正しい)>

彼は、「自己開示」を「失敗談」と理解した様子で、ラーメン屋に営業した時、店長が、「広告をするには、店の激辛ラーメンを7分以内で食べたらOKしてあげると、言われチャレンジしたが8分掛かってし失敗した」と、いう話をしてくれた。


▲<前に出て話してくれているところ>


▲<私達には、「面白い話だっかったが、お客様に君を自己開示する内容には、もう少し工夫が必要だったね」とコメントしているところ>

朝礼担当者に、話の内容のチェックを任したのだが、少し難しかったようだ・・・(残念!)。


台風18号

2016年10月04日 09時30分00秒 | 仕事

▲<台風18号が近づく10月2日の夜玄関に置いてある「サガリバナ」が一つ咲いた!>

10月2日の夕方、台風の強風を避けるため、マンションロビーに「サガリバナ」を避難させた。


▲<自宅で置いている時は、大きく感じたがロービーに置いたら小さく見えた(左の房が鉢に届くくらいに伸びた)>

10月3日は、朝から公立学校は休校。昼から公共交通が運休した。NHKテレビは、夜から特別番組に変更になった。

昼過ぎから、携帯の「特別警報」が、何度も大きな音を立て始める

那覇市への「大雨・暴風・波浪・高潮特別警報」は、10年に一度の災害が予想されるとした最大級の警戒らしい。那覇市内全域に避難警報発令、怖い❗

中心気圧905hpa、中心の最大風速60m、最大瞬間風速85m。なんじゃ‼これ、過去最高の台風です❗

台風18号は、那覇市を暴風避難地域にして、久米島付近へ北上(久米島を中心に、被害が出ると報じている)。

TVには、沖縄本島と周辺離島の避難勧告地区が、次々と映し出されてます・・・。

10月4日の1~3時頃、風が一番強く南側窓の隙間風が、大きく音を立てて鳴っていた・・・。

朝6時に、沖縄の警報が解除されたが、久米島で56.9mの風が観測されたらしい(ワンボックスカーが風で横転し乗っている人は閉じ込められたが直ぐに救助された)。

那覇市内は、久米島から約100km離れているので、今回大きな被害は出ていない模様


▲<10月3日の朝、観に行ったら「サガリバナ」の花弁が既に落ちていたので自宅に持ち帰りコーヒーカップに入れて鑑賞>

退職者をどう減らすか?

2016年10月02日 00時05分00秒 | 仕事

▲<9月30日の「豊崎美らSANビーチ」>

9月30日、顧問先の「人財委員会」に、参加した(社長以下グループMgr全員参加)。

今月のテーマは、「退職者について」だった。

この3カ月間で、一カ月ギリギリに退職を言い出す事が数件あったので、出来れば3か月くらい前に言って貰えるにはどうすればいいか?を議論した。

最後に、私からグループMgrに対して、若年層定着率UPの心得を話した。



【会社で確認しておく事】
1)入社3年以内の退職率?vs20代後半の退職率?
a.新卒3年目の退職率(沖縄43.1%、全国40%)新卒1年目の退職率(沖縄29.2%、全国19%)
b.新卒は、3年で40~50%辞めるものだ、これを上回らないように努力と工夫が必要。
c.20代後半に、転職を考え始めるので、当社で30代の展望を見えるようにしておく。

2)30代以降の「キャリアや将来展望」が見えるか?
a.入社時レベルの仕事を3年以上やるような仕事の仕方・体系は、先が見えにくく不安を覚え退職に繋がりやすい。
b.各業務で、仕事内容が3年区切りくらいでレベルUPを要望される事を可視化する。

3)「出来るからやらせる」より「出来そうだからやらせる」へ、チャレンジ人事があるか?
a.当社の規模であれば、大企業よりも早くMgrやプロジェクトリーダーになれるようでないとメンバーを引き留められない。
b.チャレンジ人事は、人を早く成長させるので取り入れるべき。

4)社内に「お互いに関心を持ち」「協力し合う」「教え合う」風土があるか?
当社の仕事内容ば、一人を賞賛するのもいいが、チームを賞賛する方法も有効だ。

5)司と普段から「無駄話」が出来る雰囲気があるか?
普段から雑談を行え、業績確認の話だけでなく、パートナーの「モチベーションの根源」「悩み」「結婚」「転職」の動向に関心を持ち、パートナーの心の動きを図れ。

6)「良く学び」「良く遊べ」の仕掛けがあるか?
日頃から「自己成長」と「リクリエーション」に、時間と費用を使っているか。

どの会社でも、新人や第二新卒を引き受けるMgrが、「最近の若い奴は、甘えやワガママで良く辞める」と、考えているのだったら若手社員の退職率は改善しない。

転職の情報がネットにあふれる現在。特に若手社員には、「社会人になって最低3年くらい仕事をしないと見えて来ない事がある」「社会人の基礎を丁寧に教え・仕事の楽しさを理解させる」事に取り組まなければ、突然の退職は収まらない。

「社会人の基礎を丁寧に教え・仕事の楽しさを理解させたら」退職率が下がると同時に、働く意欲が沸くので、会社の業績も良くなる。

Mgrは、「一時間の全体会議より10分間の一対一面談」の有効価値を認識し、有効活用すべきだ


▲<10月1日の夕陽>

この会議終了後、「上期達成会」に参加して、大いに飲み語った。

声を届けようと思えば、後ろの壁に当てろ!

2016年09月21日 10時00分00秒 | 仕事


9月20日、顧問先の朝礼で月に一度の「講話」を行った。

今期は、テーマを「他人力を鍛えて、好かれて仕事が出来る人になる」です。

7月「声をお腹から出せば、よく声が通る」、8月「ワンオクターブ高く声を出せば、よく声が通る」に続き、
9月は「よく聞いてもらう話し方(3)」【“距離感”が大切!】です。


▲<資料のパワーポイントの表題>

少し大きな部屋で行う「会議」や「スピーチ」の時は、「距離感」を大切にする必要があります。

相手に届く距離感で話すと、声は相手の手前に落ちて本人には、届かない事が多い。



相手に声を届けようと思えば、(相手にしっかり顔を向けて)相手の後ろの壁に当てるつもりで「発声」しなければならない。

相手に声が届くようになれば、次は相手に解りやすく伝えるように考える。

それには、「言葉を短く区切る」(話す言葉に「、」や「。」を入れる)事を意識して話すと、聞き手には、聞き取りやすくて頭に良く入ると言われる。

今回も、事前にメンバーを選んでもらい、この資料を読んだ上で、「最近凄いなぁと思った人」をみんなの前で紹介して貰った。


▲<発表課題>

そしたら、彼は「パラリンピックの金メダル選手」を紹介し、細かな競技内容の解説に終始し、話が長くなって失敗した(一分以内に話す事を強く要望すれば良かった)。


▲<事前に作成した資料を読みながら熱心に語ってくれたが・・・(私は、これは失敗したかなぁ、と天井を見上げている(笑)>

これで、「声を良く通す」3回シリーズは、いったん終わり、来月は「相手の防御本能を外す」をテーマに話す。