ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

深い・・・。

2006-08-24 21:00:06 | 博士課程のよもやま

社会に変革をもたらすパワーについて、社会ネットワーク分析の視点から論文を書いた。投稿するよりもずぅーっと前の、ほとんど「何書こうかね」状態のころ、友人に草稿を見てもらった。
彼から返ってきたコメントの1つが、

「頭の中のしなぷすががちょーんがちょーんとくっついてういーんってガンダムになる」

という素敵なフレーズだったので、レゴブロックでマジンガーグレートマジンガーを作るのが趣味だったヒイラギのツボを刺激して頭の中にこびりついていた。

そこへ今度はまた刺激的なニュースが、本物の科学界から飛び込んできた。

「脳内マリファナ 小脳での運動学習能力に影響」(2006年08月24日16時00分掲載・アサヒコム)

脳の中でマリファナ作ってるってすごいな。しかも脳内マリファナは、神経の過剰な興奮を抑えるブレーキのはたらきをするそうだ。よい子の知らない世界ではびこっているほうのマリファナは、興奮して覚醒する麻薬の仲間だとばかり思ってたけど、ぼぉぉーーーーっとさせる知覚麻痺の麻薬だったのか~、てことも学習した。なるほどー。

脳ミソの中では今日も、ニューロン君とシナプス君が、ガキーンと合体して神経細胞ネットワークをつないでいる。そして時々、マリファナをぷわはぁ~と吐き出して一服しとるのかと思うと、なんかのどかで楽しいな 山へ柴刈りにいったじいさんが切り株に腰をおろしてぷわはぁ~、とあんまり変わらん空想が脳内を駆け巡る。

空想だけならおまかせあれ。でもやっぱり、これを学術論文に適用するとなると、医学部に行った友達に泣きつくしかないかも。だって、こんなんだよ。(論文の本物は、いまならここで読めるのだ。)

http://www.jneurosci.org/cgi/content/full/26/34/8829

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