ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

ふたたびの西粟倉村

2023-02-20 22:23:24 | 博士な日々のよもやま

昨年末の大寒波襲来&JRシステム障害で自分史上初の当日キャンセルをした、
岡山県西粟倉村を訪ねる念願の旅が、思いっきり仕切り直しで先週木曜日ついに実現。

ま、念願といっても、実際には村を訪ねるのは二度目。
今回は仕事じゃなくてまったくのプライベートな個人旅行で、
親友の紹介で知り合った現地在住の知人がつきっきりで案内してくれました。

寒さに弱いくせに、どうしてこう、寒波の襲来にあわせて極寒の雪国に行くことになるのか、
われながら不思議だけれども、これまた出会いと巡り合わせの人情の世界だったりします。

前回ドタキャンしたときに、宿泊予定だったお宿に平謝りで連絡したら。

理由がほぼほぼ不可抗力だったのと、
ぜひ西粟倉に遊びに来てほしいから、という二つの理由で、

「キャンセル料(ほんとなら全額支払い)要らないから二ヶ月以内の予約変更にしませんか?」

という仏さまのようなご提案をいただき。
お言葉に甘えてきっちり二ヶ月以内で、行ってきました。

雪で原生林には入れなかったけど。
夜の寒さにはさすがに心がくじけてお宿名物の焚火は断念したけど。

でも。

新陳代謝を高める効果があるので首までゆっくりつかってくださいと言われた天然ラジウム温泉は本当に体の芯までぽっかぽかで。
鹿肉の前菜と猪肉の鍋と竈で炊いた白ごはんの豪華ジビエディナーはどれも絶品で。
部屋にTVもないしPCも持って行かなかったけど別に退屈するでもなく心ゆくまでひたすらぼーっとしていられて。

昼間、村の色々な施設を見せてもらって、たくさんの人と出会って、穏やかに楽しくお話しして、
翌朝、鉄道駅まで送ってもらう道すがら、トドメに案内してもらった古民家の佇まいに惚れ惚れして。

華やかに盛り上がっている表の顔も、
舞台裏で行きかうさまざまな思惑も、
両方を垣間見ながら、そりゃあ人間だもの色々あるよねを踏まえても、やっぱりいい村だなぁ、と。

年取ってから暮らすのはキツイけど。
働き盛り、子育て盛りの年代は、家族みんなでこういう人たちとか動物たちとか森に囲まれて生きるのがよいのでは。

そんなことを思った一泊二日だったとさ。

とっぴんぱらりのぷう

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