昨日の日曜日、丸ふた月ぶりに、師匠の稽古に復帰。
稽古場の入り口で三つ指揃えてご挨拶。
顔を上げたときの師匠の第一声が、
「あら、貴女すこしやつれたんじゃない? 顔色が少し…」
はい、ご心配をおかけしましたー、と説明する間もなく、
続けて耳に入ってきた師匠の言葉に、泣きそうになった。
「でも嬉しいわ。
やっぱり貴女の顔が見られないと何かが足りない感じで、
私もなんだかおかしな調子だったのよ。
やっと私もいつもの自分になった気がするわ」
こんな風な思い方をしてくださる師匠にめぐり合えるなんて、
この人生、ちょっとやそっとの恵まれっぷりじゃない気がして。
いやなことも、つらかったことも、きっとそれぞれに意味があって。
理不尽なだけのパワハラですら。
自分の居場所が間違ってることと、これほどまでに自分が幸せ者であることを、
気づかせてくれるための、必然的な出来事だったのかもしれない。
そういうことにしておこう。
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