ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

はいしゃえらび ―くらしのかがく(番外)

2006-11-13 19:51:47 | くらしのかがく

曜日に学校の発表課題を2つばかり終えて、曜日に師匠のお稽古とヒミツのプロジェクト打合せと宿題2つとオペラの練習を乗り切って、今日は月曜日の割にはご機嫌よく仕事にでかけ、帰りに意を決して数年ぶりの歯医者さんに行った。

今回は、金曜日の夜からなんだかシみだした、結構シみるなぁ、でも土日はこんなにタイトスケジュールだし、月曜の帰りしかないか、という事情で、最も合理的な行動経路をたどれる場所、自宅最寄り駅の駅ビルの新しげなクリニックに飛び入りした。

いまの自宅に引っ越して以来、通えない程度に遠くなった歯医者さんには行かなくなってしまい、自動的に定期検診も「なかったこと」になっていた。都会暮らしの人には多いパターンだとは思うけど、ネットに口コミ掲示板みたいなものがたくさんできた近頃でも、お医者さん探しは一苦労だ。だいたい、他人をほとんど信用しないフシのあるヒイラギ、ネットの書き込みってどこまでホントだ?という気もしてしまって、すぐにラビリンス状態に陥る。

以前、東南アジアに一人旅をして、帰った翌日にひどい下痢とゆるい発熱に見舞われたことがあった。そのときも引っ越したばかりで近所に知ってる医者がいない、しかし高熱じゃないにしても東南アジア帰りの下痢・発熱って、こっそり寝てても治らなかったときが怖いしなぁー・・・などと逡巡した挙句、近所で最も手広くやってる感じのクリニックに駆け込んだ。

「疲れが出たんでしょ。旅行帰りでそういう人、多いけど、ちゃんと帰って来れてて伝染病、なんてのは滅多にないから。大丈夫だと思うよー」

と明るく慰められて、下痢止めもらって帰ったら、するっと治った。
いぃ先生だったなーと思っていたら、やっぱり繁盛してたらしく、そのうち駅ビルに新しいクリニックがオープンした。

そういう理由で、この駅ビルに入っている歯医者ならまぁ悪くないか、と言い聞かせて飛び込んだ。

結果。
んー、なんだろう。悪くはないんだけど。
きちんとインフォームド・コンセントだし、話すときは患者の前に回ってくれるし、麻酔も痛くなかったし、細かく丁寧に詰めてくれたし。
でもなんだかこう、引っ越す前の先生の名前ばかり浮かんできて、治療中もずぅっと両手両足突っ張ったまんまでいてしまったのは・・・そう、あまりにも“ビジネスライク”な先生だったんだな

帰り際、受付の壁をまじっと見たら、英語の賞状がいっぱい貼ってあった。うん、そうそう、そんな感じ。

残りの検診してもらいに、懐かしの先生に電話してみるか。

くらしのがく、のボヤキでした。

麻酔はやく切れないかな。腹が減ってきたな~・・・

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