ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

今年の『第九』

2008-12-13 22:47:55 | 芸能人ヒイラギ



昨年に続き、晴海トリトンスクエアでベートーヴェンの『第九』を歌う。
本番は一週間後の21日。
今夜はそのオケ合わせだった。

昨年は280名もいた合唱団だけど、
歌舞伎座公演が終わってしまって、頭数は半分に減った。

広くてあまり響かない体育館で練習していると、
自分と、隣で歌ってるオペラ仲間と、
すぐ後ろで歌ってくれてた先生の声しか聞こえない。

そのせいなのかどうか。
男声パートには強力な助っ人がざっと10数人も入った。

女声パートには、合唱指導の先生が1人ずつ加わるだけ。

この差はなんなんだろーか・・・と首を傾げていたら、
仕切り役のT先生曰く。

「若い、かっこいい男性の歌い手さんがずらっと揃いましたからね、
   “女子”の皆さんも今日は声がとてもよく出てましたね
   本番もこの調子で、お願いします」

いや。
そういうことではないと思うが。

曲の難しさと声の細さと声量を考えると、
助っ人の数は逆転して欲しい気がするなぁ・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フテ寝

2008-12-13 11:53:26 | 仕事人ヒイラギ

相手に悪気がなさすぎて頭にくる、ということがある。

「だって大学が負担するのはヒイラギさんの人件費だけなんでしょ

あのね。
ノーベル賞級の大物が来日するシンポジウムやねん。

プログラム組んだりゲストスピーカーと打ち合わせたりは当たり前、
参加申込みの受付から宣伝チラシやWebづくりまで、
当日は機材の搬入から記録ビデオ撮影からシステムエンジニア役から、
来客の受付誘導まで、

ふつうなら、コンベンション業者が選りすぐりのスタッフで
かなりのチーム組んでやる仕事ですねん。

それ、ぜんぶひとりでやっとりますねん。
業者なら軽く数百万かかる仕事をね。
それを「だけ」と言い切られたら、さすがにこっちもねぇ。

シンポジウムの2倍の来場者が見込まれる別のイベント準備と並行して、
日常の留学生セミナーもやりぃの、
よそのシンポジウムで話もしぃの、
なおかつ急に飛び込んでくる社会起業家インタビューで全国飛び回りぃの。

それ、ぜんぶ同時にやっとんねん。

「それでこの時期に、通訳の手配まだしてないって、まずくない

だから。
この状況で、まず霞ヶ関に挨拶に行けっつって手配止めさせたん、キミやろ。

そんなわけで、キレずに帰ってくるので精一杯だった昨夜は、
速攻で先生にあらいざらい報告だけして、
頭冷やすためにそのままフテ寝。

先生が絶対に守ってくれると分かってるから、がんばれる。
頼れるのは、ただ、それだけ。



『アカデミック・イノベーション』
文京シビックホール『NORMA』公演(2009.02.08)
どちらもヨロシク~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする