数日前に軽くぼやいてたシンポジウムの事務局は、
人間国宝級のとん‐ちん‐かん。
どういう仕事をするのが事務局の役目なのか、
根本的なところでどうがんばっても話のベクトルが合わないので、
事前の打合せはあきらめた。
そして。
シンポジウム当日の今日。
セッションの30分前に到着した会場には、
見るからに学生アルバイトの女の子ひとりきり。
この時点で事務局の行き届かなさかげんがうかがわれて、
こちらのテンション急降下
気を取り直して、
さすがにそれくらいは当然準備してあるよね、
というところから確認開始。
講演者の席はレイアウトしてあるか
↓No!
プレゼンに使用するPCはセット済みか
↓No!
会場PCに講演者のプレゼンデータが入っているか
↓No!
ずっと前に送ってあるはずのデータなので、USBメモリででも準備してあるのか
↓No!
よもやと思って持参したUSBからデータを移せるか
↓Yes!
データは全部WindowsだがそのMac Noteでプロジェクターに投影できるのか
↓No!
慌てて持ってきたそのWindows PCなら、プロジェクターに投影できるのか
↓No!
講演者のプレゼン中の操作は事務局がやってくれるのか
↓No!
開会と閉会のアナウンスは事務局がやってくれるのか
↓No!
各講演者のタイムキーピングは事務局がやってくれるのか
↓No!
ならば一体、事務局は何をやってくれるのか
↓
Noooooooooooothing!
なんだかなー。
バイトちゃんに罪はないけれど、
これほどまでに何の責任感もない事務局だと、
頼まれたほうも真面目に熱心に前向きにやるのがバカバカしいのですがね。
始まる前からうんざりしていたら、
ミネラルウォーターをヒイラギにだけ2本くれた。
意味がわからん。
とん‐ちん‐かん【×頓珍漢】
[名・形動]
《鍛冶屋(かじや)の相槌(あいづち)の音を漢字を当てて表したもの。その打つ音がそろわないところから》
1 物事のつじつまが合わないこと。見当違いであること。また、そのさま。
2 間のぬけた言動をすること。また、そのさまや、その人。
[Yahoo! JAPANの大辞泉より]