自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

マンサク,今(8)

2018-01-28 | マンサク

1月28日(日)。曇り後小雨。寒空が広がりますが,風がほとんどない静かな朝でした。こういうときは,寒さに負けずとりあえず花の観察に向かうのがいちばん。さっそく成果がありました。

地面には雪が残っています。花弁は弱々し気。

 

ここでユスリカのなかまが2種。度々,というかよく出合ってきたお馴染みの昆虫です。印象的な姿を画像に残すことに成功。

一つ目。体長5mm。花に関心を示しているようです。

 

花に入って行きました。頭部辺りには花粉が付いています。

 

複眼がシャープに写し撮れました。口器のかたちから推し量ると,花汁を摂取しているようです。葯には花粉がどっさり見えます。この姿勢で花の中を移動しているうちに,花粉が付着するのでしょう。りっぱな送受粉者です。

 

二つ目。このフユユスリカはオス。とにかくりっぱな触覚の持ち主です。わずかに花粉が見えます。

 

 花が気になっているようです。

 

花弁先に移動したときに見えた触覚には花粉がいくつも。口器のかたちもみごとにとらえていました。 

 

観察のたびになにか発見があると,次回へのたのしみが広がります。