1月7日。今年初めて虫と出合った日となりました。隣家の畑に咲く白菊の花を見ると,そこにツマグロキンバエが! びっくり,びっくり。気温7℃ほど。
食餌に現れたのです。環境への適応性はかなりのものと見られます。
足元を動く昆虫が目に留まりました。ホソハリカメムシです。止まることなく,すこしずつ歩いています。
日差しを受け,カメムシは結構気持ちよさそう。
傍にあるブロックにいたのがアワフキムシのなかま。コンクリートに張り付くようにしてじっとしていました。
驚いたことにクモが数匹。このクモはピョ~ンと跳びました。餌を探しているのです。逃げることも追いかけることも上手だと見ました。あとで調べると,どうやらハエトリグモの一種でヤマジハエトリのよう。ハエが好物なのでしょう。
時間を置いてから再び菊の花を見ました。するとハナバエのなかまが一匹!
寒いなら寒いなりに,うまく生き抜いている昆虫たちの様子が見えてきました。そこにも<食べる><食べられる>という厳しい関係が存在しているのです。冬の花から目が離せません。