自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

1月7日の虫たち

2018-01-08 | 生物

1月7日。今年初めて虫と出合った日となりました。隣家の畑に咲く白菊の花を見ると,そこにツマグロキンバエが! びっくり,びっくり。気温7℃ほど。

 

 

食餌に現れたのです。環境への適応性はかなりのものと見られます。

 

足元を動く昆虫が目に留まりました。ホソハリカメムシです。止まることなく,すこしずつ歩いています。 

 

日差しを受け,カメムシは結構気持ちよさそう。

 

傍にあるブロックにいたのがアワフキムシのなかま。コンクリートに張り付くようにしてじっとしていました。

 

驚いたことにクモが数匹。このクモはピョ~ンと跳びました。餌を探しているのです。逃げることも追いかけることも上手だと見ました。あとで調べると,どうやらハエトリグモの一種でヤマジハエトリのよう。ハエが好物なのでしょう。 

 

時間を置いてから再び菊の花を見ました。するとハナバエのなかまが一匹! 

 

 

寒いなら寒いなりに,うまく生き抜いている昆虫たちの様子が見えてきました。そこにも<食べる><食べられる>という厳しい関係が存在しているのです。冬の花から目が離せません。