自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写がたのしい冬(4) ~霜~

2018-01-02 | 自然一般

霜は水の固体。分子構造のなせる巧みによってできた結晶構造にはなかなか味わい深いものがあります。それは雪の結晶にもつながる巧みです。

極寒の朝,草や枯草にある霜を超近接で撮影してみました。まずはリュウノヒゲで。整った柱状形を見ていると,規則正しい凍り方を繰り返していったあとが感じられます。中は空洞ですね。

 

長さにはそれぞれちがいがあります。成長する様子を動画で撮ればおもしろそう。 

 

ホトケノザの葉を見ているうちに,こんなに整った六角形が視野に入って来ました。自然の妙です。

 

落ちていたハチの巣に付いた霜。短くて,先が鋭く尖っています。霜ができる環境が同じだと,当たり前ながら似通った結晶ができることがわかります。

 

タンポポの綿毛で見かけた真ん丸い霜は……。列をつくった行儀よさ(?)に感心!

 

霜の結晶は雪のそれと同じようにおもしろい姿をしています。もっと記事にしていくつもりです。