自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

サツマイモの花!(7)

2015-10-28 | 

花粉が付かない場合,柱頭にどんな変化があるのでしょうか。24時間後,褐色に変わるのかどうか。その他の変化が見られるのか。48時間後はどうか。それを調べてみました。

開花している時点での柱頭の様子です。


上写真を撮ったときから,6時間が経過。花弁が閉じかけています。変化があるようには感じられません。

 


24時間が経過。花弁はすっかり閉じられています。観察のためにそれを取り除きました。ところが,ここで大失敗。柱頭が花柱から,蕊の根もとに落下。やむなくそれを撮影したのが下のコマです。褐色に変わっています。ところが,表面に花粉が付着しているのです。「しまった!」。 これは花のなかで自然に蕊が付いた結果なのか,わたしの不注意で付けたのか,わかりません。


拡大してみましょう。確かに花粉が付いています。柱頭の穴は,花柱の先端が入っていたところかと思われます。

 
この観察実験は再び仕切り直しです。今度は,蕾のときにオシベを取り去ることがポイントになります。