自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

虫の目写真,展示中

2015-10-17 | 随想

今凝っているのが虫の目写真。これは,虫の目になった気分で虫やら虫周辺の環境やらを見るというジャンルで,写真としては比較的新しい世界だといえます。撮影に使うレンズは『虫の目レンズ』と名づけられたとくべつなものです。わたしが愛用しているレンズは,画角が170度ぐらいはあるでしょう。それが接写から広角遠景まである程度カバーするというすぐれもの。イメージとしては,コンビニストアや街路などに設置された防犯カメラで,超近接撮影もでき,かなりの解像度を発揮するレンズと考えてみてください。

わたしなりにいえば“夢世界を開示してくれる強力な助っ人”という感じです。

撮影した作品については,本ブログでも折に触れてご紹介してきました。それを中心に,他作品も加えて20点を今展示中です。題して『虫の目写真 ~2015夏~』。

 


展示期間は10月1日(木)~11月3日(火)。場所は地元の科学館。もしご興味がある方がありましたら,お越しください。ただ,この会場は入館料が必要なので大きな声でお誘いするのは控えています。

科学館のある公園に棲息する昆虫を接写レンズあるいは,虫の目レンズで撮り続けている写真の一部も常設展示されています。「ほほーっ!」と,見る人のこころをくすぐる作品が一点ぐらいはあるかもしれません。ミリ単位の極小世界に生きるいのちなんてふつうは意識しないので,びっくり感が増幅するかも,です。

宣伝臭が強いのはわたしの好みではないので,このへんで。

秋は虫の季節。虫の目レンズを手に,あちこち出かけるたのしさを存分に味わっています。