goo blog サービス終了のお知らせ 

自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

写真展『早春。昆虫の小宇宙』準備完了

2015-02-14 | 日記

2月14日(土)。明日から写真展を開催します。タイトルは『接写で迫る “早春。昆虫の小宇宙”』。会場は市内にある国登録有形文化財の住宅。会期は今月27日(金)までです。そのため,午後,会場に行って準備をしました。


タイトルの“早春”は1月を含む旧暦。この時期は,新暦ならまだ厳冬。早春(厳冬)をいち早く告げて咲く花にロウバイ・マンサクがあります。それを訪れる昆虫を接写レンズでとらえた作品を展示します。

ふつう,昆虫がやって来ること自体,ふしぎかもしれません。もちろん,ごく小さな昆虫なので,注意深く観察・撮影しないと,その姿をとらえることはできません。そこに敢えて目を向けて,展開する昆虫物語に迫った作品です。自分でいうのは気が引けるのですが,たぶん意外性がたっぷりだと思います。常識を覆す生態写真とでもいえるでしょうか。

本ブログに立ち寄ってくださっている皆さまには,おおよその見当は付くと思われますので,そんな駄弁は必要ないでしょう。

これまでに,本ブログでご紹介した写真も含んで30点程。“程”を付したのは,雑多なものを入れるとそれ以上あるからです。そのうち,規格の額入り作品は28点。予め準備していた作品に差し替え,今冬出合った昆虫も入れています。実際は取り上げた種類以外にも昆虫がたくさん訪れているのですが,会場の間取りの都合で厳選するほかありませんでした。これはとても残念な点です。


躍動する小さないのちに,たぶん,「ヘェー!」「ホーッ!」と感じていただけるでしょう。子どもたちが見たら,びっくりするかもしれません。そして,なにか呟くように思います。たくさんの子どもたちに見てほしいですね。

お近くの皆さま,ぜひお越しください。お気軽にご鑑賞くださいますように。