マンサクの花が開き始めてから一カ月が経過。今では木全体に花が付いて,満開状態です。こうなると,昆虫が目立ちます。目立つといっても,一匹一匹は数mm。とても小さいので,よくよく探していかないと目にとまりません。
目が慣れてくると,意外に見つけやすくなります。小さいので,外界を認識する力がそうすぐれているわけでもなさそうです。だって,割合平気に近づいても逃げる気配はありませんから。観察しやすいといえばそうです。しかし,小さい分,観察も撮影も苦労続きです。
花弁にとまっていたのが,このハエ。出現時期や格好から,ブチマルヒゲヤチバエのような気もしますが,タネバエかもです。今のところ不明です。
葉の上で見つかったのが,下写真の小さなハエ。小さくて,スマートで,とても機敏そう。この体内に,いのちが脈づいているふしぎを感じます。
冬であっても活動のチャンスを窺っているハエ類はかなりの数にのぼります。 このふしぎもついつい感じてしまいます。