hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

ドイツもの

2007-03-11 23:08:24 | 日常
今日は栗本さんの演奏会へ。
そういえば栗本さんの演奏をちゃんと聴いたのは初めてだった。
サックスの演奏会としては珍しいドイツものの曲目だったが、それぞれの作品の性格をしっかりとらえて確実な演奏だと感じた。
ブラームスの弦楽器的な流れるような、流暢な演奏というのは出来そうでなかなか出来るものではないと思う。

私は2001年9月にミュンヘン国際コンクールを受けに、一度だけドイツに行ったことがある。
コンクールは一次予選であっけなく落ちてしまったが、その後の二次、本選をしっかり見聴きし、また初めてのドイツをしっかり観光したことを思い出しながら今日の演奏会を聴いた。
コンクール開催中に同時多発テロが発生し、情報がよく伝わらないまま、まるで映画のような惨劇をただテレビで眺めていたのも思い出す。

そのときは時間を持て余し、観光をたくさんした。
写真はニンフェンブルク宮殿。