hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

尚美体験入学

2007-03-04 21:50:05 | 尚美
今日は尚美で30分ほど演奏してきた。
ピアノは原田恭子さん。

ラヴェルのソナチネでは音程や強弱のコントロール等、針の穴に糸を通すような繊細さが要求される作品だが、楽器のコントロールにはだいぶ慣れてきたように思う。
アンサンブルではやや惜しまれる点が残された。

原田さんと演奏するイベールは、どんなに超特急な演奏でも安定して、自由に演奏することができる。
今日のアルトのリードは、やや硬すぎた(新しいリードだったため、まだ馴染まなかった)ため、低音をいくつかハズしてしまったが、これだけ自由に演奏できるのは幸せなことだ。
イベールのみ暗譜で臨んだが、集中力が途切れることなく、最後まで自分の演奏ができたのは良かったと思う。

プレイヤーとして、定期的に緊張感のある本番を行うことはとても大事で、その都度イメージと実践とのギャップを埋めていかなくてはならない。
また4/22(日)の体験入学で演奏することになっているので、これから少しずつ準備を進めていきたい。

本日共演してくださった原田恭子さん、尚美スタッフの皆さん、そして聴いてくださった皆様には厚く御礼申し上げる。