浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

選手育成

2005年01月31日 | スポーツ
現在、Jリーグに加盟しようとしたら、必ず下部組織が無いと
駄目という決まりになっている。
簡単に言うと、
「高校生・中学生・小学生などの選手を育成する
体制が整っていないと認めませんよ」
ということである。

さて、サンフレッチェ広島である。
ご存知のとおり、トップチームはなかなか勝てないでいるが、
下部組織であるユース(U-18)は昨年の高校生年代NO.1チームだった。
もちろんチームが強いだけでなく、選手育成の視点で考えても一学年で
6人(高萩選手を含むと7人)もの選手がプロ選手になるんだから
大成功である。

サンフレッチェの選手育成は高い評価を受けているらしく、
全国からユースのセレクションを受ける選手がいるとのこと。
前田俊介だって奈良出身らしいし、佐藤昭大だって和歌山出身らしい。
もちろん地元の選手も沢山いるし、それは素晴らしいことだと思う。

では、その下の年代はどうか、気になりません?
実はサンフレッチェのジュニアユース(U-15)も結構強いんですよ。
この年代には4チームあって、サンフレ広島・サンフレびんご・サンフレみろく・
くにびきと分かれています。
全国でもベスト4には入ってくるし、2~3年前には全国優勝だってしている
名門なんです。
このU-15から毎年何人かはユース(U-18)に昇格し、上を目指すわけです。
今年、ユースで活躍した高柳(サンフレ広島)や森脇(サンフレびんご)も
そうだし、1年の平繁もサンフレ広島出身だ。

今年もサンフレ広島から横竹(この年代の日本代表)やサンフレびんごから
大西・小西(漫才コンビではない)などがユース昇格するとのこと。
またその下ではサンフレびんごの岡本知剛が日本のエリートプログラムと
ストライカープロジェクトのメンバーに選ばれている。

毎年、下部組織から沢山の選手をトップ昇格させることは難しいとは
思うけれど、こういった選手たちが成長して活躍してくれることは
純粋にサンフレッチェサポーターとして嬉しい。

もちろん、今は無名だけど力を持った選手も隠れていると思う。
若い才能が指導者によって潰されること無く、
成長してくれることを切に願う。



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