浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

プリンスリーグ開幕

2005年03月23日 | スポーツ
プリンスリーグが先週から始まっている。Jリーグの開幕に比べれば地味に始まったな、という感はあるが、サッカーに興味がある方なら楽しみにしている人も多いのではないだろうか。

ところで、参加チームを見ていると
Aグループ         
   サンフレッチェ広島ユース(PL中国2004・1位)
 多々良学園高等学校(PL中国2004・4位)
 広島県立広島工業高等学校(PL中国2004・6位・残留戦勝)
 立正大淞南高等学校(島根県代表)
 岡山県立玉野光南高等学校(岡山県代表)
 広島県立広島国泰寺高等学校(広島県代表)
Bブロック
 広島県立広島観音高等学校(PL中国2004・2位)
 広島県立広島皆実高等学校(PL中国2004・3位)
 岡山県作陽高等学校(PL中国2004・5位・残留戦勝)
 米子北高等学校(鳥取県代表)
 山口県立西京高等学校(山口県代表)
 如水館高等学校(中国大会優勝県vsクラブ代表戦の勝者)
となっている。クラブチームはサンフレッチェ広島ユースだけで、他は全部高校チームである。見ていただいたら分かるが、去年の上位チーム(6チーム)が残留し、各県(中国5県)から1チームずつ代表チーム、そして中国大会優勝県vsクラブ代表戦の勝者の計12チームである。この中国大会優勝県vsクラブ代表戦の勝者で決定した如水館高校であるが、決定戦で安芸FCに7-0という大差で参戦を決めている。
なぜ、そんな結果になるのか。検証してみると明らかである。
まず、クラブチームの絶対数が少ない。この年代(U-18)のクラブチームはこの地域で数えるほどしかない。たぶん両手の指があれば足りるくらいかな。これに対して、高校は山ほどあるわけだ。広島県はU-15のクラブチームが30チームほどあるのに、高校生になった時に受け入れしてくれるクラブチームが明らかに少ない。加えて高校選手権などによる高校サッカーへの憧れもある。こうして、クラブチームで育った選手が高校へと流れるわけだ。
実際、プリンスリーグに参加している高校の選手の出身を見てみる(こちら)とクラブ出身者のなんと多いことだろう。

まあ、それは置いといて、将来のプロ選手がこの中にいるかも知れないし、自分の地域出身の選手が出ているかも知れない。サンフレユースなんて、この中の何人かは必ずプロになるはずだからね。そういう楽しみもあるプリンスリーグ、時間があれば観に行きたいです。


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