この5~6年の間に因島・瀬戸田の中学生にとって、サッカーをする環境が少なくなってきています。中学校のサッカー部が少子化の影響で廃部となり、また在ったとしてもチームとして成り立たなくなってきています。
僕が指導に関わらせてもらっているクラブチームもそんな流れの中で創設されました。5年ほど前に、小学生の親から、「中学生になったらサッカーをする環境が無いので何とかして欲しい」という話があったそうです。(この頃、僕はまだ因島に帰っていませんでした)
そこで、僕の先輩たちが、小学生たちが中学生になってもサッカーが出来る環境を作ろうと立ち上げたのが、今のクラブチームなのです。だから様々な地域(学校)から中学生が集まってきてチームとして成り立っています。
よく地元の人からも「上手な子が入るんでしょう」とか「お金がすごくかかる」と誤解をされるのですが、決してそんなことはありません。「サッカーをしたい・サッカーが上手になりたい」という情熱があれば誰だって入れるし、お金もボールなどの用具を買ったり、大会の参加費や選手登録に必要な費用を出したりするためのもので、せいぜい月に数千円でしょう。僕たちスタッフはただサッカーに携わることが好きなボランティアコーチなので、お金を貰うことなんて無いですしね。
そんな中学生のためのクラブチームが、中学校建設のために大変な状況になっています。
先日、仕事から帰ると役所から「旧○○高校施設使用についての案内」と題して、「7月1日から使用できなくなりますので、よろしくお願いします」という封書が届いていました。
それは高校跡地を中学校にするための工事が7月から始まるからだとか。
しかし「お願いします」と言われても非常に困ってしまいます。近くには照明設備のあるグラウンドが殆ど無く、有ったとしても他の団体が既に使用しているのです。役所の人は、今のところ何の協力もしてくれそうにありません。
このままの状況が続くと、中学生たちがサッカーする環境が再び無くなってしまうかもしれません。
あ~、どうしよう。誰か良いグラウンドがあったら教えて下さい。
照明がないと、夜の練習は不可能だしね。
自分の地元で、しかも情熱ある指導者のもとで好きな活動ができるというのはすばらしいことです。クラブチームの活動は詳しくはしりませんが、hamatokoさんのブログを読んでいると、横のつながりだけじゃなく、縦のつながりもできて、地域の活性化にも役だっている活動だと思いました。因島でサッカーをした子どもたちが、高校を卒業して島から出て行っても、サッカーによって島とつながっていける活動が、続けられることを願います。
私の地元もちいさな離島です。スポーツで才能のある子は中学を卒業すると親元を離れ、島からでて、都会の学校に進学していきました。選択できることは大事ですが、地元で、仲間や家族に囲まれて、スポーツの才能をのばせるという選択肢もあればいいのにといつも思います。因島でサッカーができる喜びが中学生からうばわれないことを願います。
三○中は、いちお照明ありますけど、今の場所からだと不便ですよねぇ。
たぶん週何日かは空いてるはずです。
あとフットサルなら、この春ぐらいからスタートする予定です。
こっちは、体育館を使用します。
そうですね。僕たちの活動がどれほど理解されているか分かりませんが、少なくとも地域の子どもたちに地元との繋がりや楽しみを持ってもらうことは出来ていると自負しています。
中学生たちのためにもこれからサッカーをしたいと思っている小さな子たちのためにも、何とかしていきたいです。
コメントありがとうございます。
そうですか!三○中のグラウンドは空いているのですか。早速、公民館にでも尋ねてみます。
ただ、現在の練習日が火曜日と木曜日で、中学生たちはそれに合わせて塾などの調整をしているので、練習日を変更することが難しいかもしれません。
まあ、グラウンドが借りれるならそんなこと言っていられませんが・・・。
とにかく、情報ありがとうございます。
他にも現因島高校が使えるかどうかも尋ねてみようと思っています。