浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

「頑張れ」と言える自分

2007年07月09日 | 日常

僕が人生のテーマ(←こう書くと大げさだけど・・・)に考えているいくつかの言葉があって、そのうちの一つに『人に「頑張れ」と言える自分になる』というものがあります。

別に人に頑張れと声をかけることなんて、誰でも出来る簡単なことじゃないかと思われるでしょう。僕もある時までは、そう思っていました。しかし、自分の発する言葉には責任があるんだと知らされてからは、自分がその言葉を言うだけの資格があるんだろうかと考えるようになりました。

いい加減なことしかしていない人間に、「頑張れ」と言われたって、ただ腹が立つだけですし、自分が苦しい時に、何もしていない人間に「頑張れ」と言われても、「お前が言うな!」と思うこともあります。

苦しさやしんどさ、それを乗り越えることを経験していない人間の言葉には説得力が無いですからね。そして、そういう人に限って、自分の言葉に責任を持っていないですからね。

だからこそ、僕は「頑張れ」と言える人間になりたいと思うのです。自分が頑張ってこそ、発することが出来る言葉だと思うからです。励ましたい人が居るのに、何も声をかけられない自分が嫌だからです。少しでも力になれる言葉がかけたいと願っています。