浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

自転車

2006年04月26日 | 日常
僕は幼い頃から車に乗ることが苦手でした。理由は車酔いするからなのですが、これが大変で、自宅から祖父母宅まで車で約5分の道のりで気持ち悪くなる始末でした。車酔いする人に「あと少しで着くからね」と言う時は、本当にあと10秒くらいで着く状態でないと酷いことになります。(僕は何度この言葉に騙されて到着直前に嘔吐したことか・・・)車酔いする人にとってはたとえ1分でも長い時間なのです。

さて、そんな僕が移動手段として使っていたのが自分の足と自転車です。幼稚園の頃は主に歩いて祖父母宅に行っていました。小学生になると自転車を使ったりしました。幼い僕が憧れていたのは、年の離れた兄の乗るギアチェンジ付き(昔の自転車はスポーツカーの影響もあってか、格好良かったように記憶しています。)自転車でした。

バックミラーやレバー式のギアチェンジ、四角いライトなど羨ましかった覚えがあります。僕は次男なのでいつの日か、お下がりでその自転車に乗ることを夢みていたのですが、僕の記憶では自分のモノになった記憶がありません。なんでだろう?

今日、学校からの帰り道で息子が新しい自転車が欲しいと訴えました。今度の休みにでも、僕の叶わなかった自転車への憧れを叶えてあげようかと思います。