浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

天才というやつ

2005年01月18日 | スポーツ
どこの世界にも「天才」と呼ばれる人間がいる。
まあ野球でいえばイチローや長島茂雄なんかがそうだろうし、
サッカーでは小野伸二やマラドーナ、ペレが当てはまるだろう。
バスケットの世界ではマイケル・ジョーダンがそれだろう。

では「天才」って何だろう。
様々な意見があると思うし、
人それぞれの解釈があって良いものだとも思う。

僕が天才について考えるとき、いつも頭に浮かぶものがある。
それはちょっとスポーツから離れるんだけど、
昔、相原コージという漫画家のコージ苑という漫画の中でこんな4コマがあった。

八百屋のおばさんがいて、
そのおばさんは、数学の道に進めば世紀の大発見をする才能を
持っている。
でも、一生、八百屋のおばさんである。

僕はこれを呼んだ時、まだ中学生だったと思うけど、
強烈に印象に残っていて、
自分の才能を発揮できている人って、世の中に何人いるんだろうと
真剣に考えてしまった。
だから天才って、その世界に進むべき人が進んでいる時に
生まれるんだろうなぁ。

だってもし世界中に陸上競技しか存在しなかったら、
現在の世界記録の大半は塗り替えられてしまうと思うよ。

今の自分は才能を発揮できているとは思わないけど、
時々でてくるイチローや小野伸二みたいな選手をライブで
観られるっていうのは幸せだね。