図書館に「宇和島」の本が少なかったので、国立国会図書館のHPを見てみた。
さすが、近代史文庫などの史料がずらっと並んでいる。でも、所蔵は東京で、関西館にはないらしい(関西館も行ったことがないけど)。
近代デジタルライブラリーを見てみる。ここは、史料を画面で見ることができる。
ここにもいいのが見つかった。「北宇和郡誌」。
大正6年に愛媛教育協会が出したそうだが、井関や告森、林などの旧藩士が書いたもののようだ。これは宇和島藩についての1級の史料だろう。人物編もあって、宇和島藩士についてもかなり詳しそうだ。いつか読んでみよう。
もうひとつ、「伊予宇和島独案内」、明治24年9月発行。筆者は藤井南陽。
この中に短いけど、無役地裁判の記述を見つけた。
「明治24年6月、大井憲太郎、小久保喜七、旧庄屋無役地事件にて宇和裁判所に訴訟を起こせり。蓋し、維新前、旧里正と人民の間の田地納税の事件、数年解けず、これを訴えるも利あらず、今また、再燃す。市村秀麻呂を首としこれを主張しよってこの訴訟あり」という文字が読める。
新聞をのぞけば、無役地事件を報じた最初の本ではないだろうか。
しかし、ネットでこんな史料が読めるなんて、便利になったなあ。
さすが、近代史文庫などの史料がずらっと並んでいる。でも、所蔵は東京で、関西館にはないらしい(関西館も行ったことがないけど)。
近代デジタルライブラリーを見てみる。ここは、史料を画面で見ることができる。
ここにもいいのが見つかった。「北宇和郡誌」。
大正6年に愛媛教育協会が出したそうだが、井関や告森、林などの旧藩士が書いたもののようだ。これは宇和島藩についての1級の史料だろう。人物編もあって、宇和島藩士についてもかなり詳しそうだ。いつか読んでみよう。
もうひとつ、「伊予宇和島独案内」、明治24年9月発行。筆者は藤井南陽。
この中に短いけど、無役地裁判の記述を見つけた。
「明治24年6月、大井憲太郎、小久保喜七、旧庄屋無役地事件にて宇和裁判所に訴訟を起こせり。蓋し、維新前、旧里正と人民の間の田地納税の事件、数年解けず、これを訴えるも利あらず、今また、再燃す。市村秀麻呂を首としこれを主張しよってこの訴訟あり」という文字が読める。
新聞をのぞけば、無役地事件を報じた最初の本ではないだろうか。
しかし、ネットでこんな史料が読めるなんて、便利になったなあ。