虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

阿弥陀ケ滝

2008-08-22 | 日記
白鳥町からいとしろに向かう途中に「阿弥陀ケ滝」の標識があったので、寄ってみた。なにせ、このへんに2度来ることはないし、何でも見ておこうという精神だ。そのくせ、見逃したところも多いのだけど。(白山長滝神社も寄ればよかった、と思っている。あそこにも郡上一揆の碑があったはず)。

山の駐車場に止めて10分ほど山道を登る。箕面の滝に似ているが、箕面の滝よりも高く、まわりは岩石。滝の下にも岩を歩いて近づくことができる。白山歴史博物館には、北斎が描いた「阿弥陀ケ滝」の浮世絵が展示してあった。日本の滝百選に入るらしい。しかし、滝を見ても今ひとつ感動しないわたし。見たら5分くらいでその場から立ち去るのだからしかたがないか。

話は変わるが、今日の朝日に「夏に語る」と題して、むのたけじの談話をかなりのスペースを割いてのせていた。中で、むのたけじが「資本主義の否定」を語っていたのは印象的。今、日本の言論界で「資本主義の否定」を語る人がどれだけいるだろう。みんな、気づきながらも、それを言おうとしない。言わせない雰囲気がある。だが、事態は、これを直視し、指摘しないわけにはいかないのではなかろうか。