らんかみち

童話から老話まで

今夜もまた反省

2007年02月21日 | 暮らしの落とし穴
 人って、孤独でいるよりは、まだ悪魔とでも一緒にいる方が安らげるのかな?って思うのは、思いがけず悪魔が弱みを垣間見せたときですが、たいていの場合それは錯覚か、あるいはあなたがすでに悪魔の術中にハマっているのです。
 
 第一印象であなたが嫌悪感を持ったなら、その相手はいつまで付き合ってもクズです。何十年付き合っても駄目は駄目だと分かっているのに、酒の上だけでも付き合うなら、それが相性というものでしょう。
 
 また今夜もやってしまいました。クズ連中に誘われて、めったに行かない飲み屋に顔を出したら、いましたいました、ぼくの嫌いなおっさんが!
 ぼくは彼のことが嫌いですし、彼もぼくに嫌われていることを知っているのですが、彼の方はぼくを嫌いじゃないのです。
 
 世の中ままならんもんだなって思うのはこういう瞬間ですよね。好きな女の子にはいたずらしてみたり、いじめてみたり、つれないそぶりをしてみたり、子どものころには相手をさんざん傷つけたのでしょうが、実際のところ、未だに悔いを残しているのはぼくの方だけかも知れません。

 あのころぼくが好きだっ女の子は、ぼくのことをどう思っていたんでしょうね。気が付かなかったのか、それとも気が付かないふりをしていたのか、どちらにしてもぼくの熱情はその程度のものだったのでしょう。やっぱり悔いが残ります。

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