らんかみち

童話から老話まで

またもや高潮被害だ!

2012年10月17日 | 暮らしの落とし穴
 一年で最も潮位が高くなるこの季節、昨年は特にひどくて島の一部は水浸しになった。ついてないことに今うちの村は樋門のフラップゲートが不調で、「綱渡りの状態だから早急に対策を」と市にお願いしておいたのだが、これまたついてないことに土建屋さんの都合がつかない。土建屋業界において10月というのは平均して仕事が忙しというのだ。「来週工事に入ります」との連絡をいただいたけど、そんなに待てないんだよ、なんとかして!

 本日の満潮は11時30分、潮位は371cm。昨夜11時のときに推移を確認したとき、なんとか凌げると判断したけど、今朝になってみたら雨が降っている。つまり気圧が低いということなんだけど、ここまで潮位が上がるとは思ってもみなかった。



 市に連絡したらすぐに来てくれたのだが、彼らにもどうすることもできない。どんどん水が溢れるのを雨に濡れながら見守るしか手がないのだ。



干潮になった夕方4時、水門に詰まっている砂を除去するためにラフターでバックホーを海に下ろしてもらう。危なっかしいぞ! で、なんとか砂を撤去してもらった。



 海岸線は波によって削られ、どんどん形を変える。一方で砂の堆積も容赦なく、入り組んだ場所には人の手ではどうしようもない量の砂が一年で押し寄せる。海の砂がどこからやって来るのかは知らないが、我々にとっては迷惑な話だ。
 当地に住んでいる限り砂との戦いは永遠に続くのだろうけど、子どものころはこんなじゃなかった気がする。昔と何がどう違うのか分からない。

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