らんかみち

童話から老話まで

しまなみ海道、童話講座

2009年05月20日 | 童話
 お師匠さまが中国地方で童話講座を新たに開講なさるそうな。広島はしんどいけど福山ならなんとか行けるんじゃないか、バスなら1時間10分で福山駅前に到着なんだから、と思っていたら東福山ってどこ? 調べたらバス1本では行けないことがわかり、バイクを買いに走りました。
 
 しまなみ海道を高速道路として走るには125cc以上のバイクが必要ですが、単に橋として渡る分には125cc以下のバイクがリーズナブル。通行料金でいえば自転車扱いなので、ここから東福山までは310円で渡れます。
 ていうか、渡るのが苦行のような自転車の通行料金をとるのが間違うとりゃせんか! などと憤慨しながら電動アシスト自転車で今治のバイク専門店に出かけて125ccの中古バイクを買いましたが、現物が無いので納車は10日後です。
 
 童話でも何でも、文芸上達の王道は合評に尽きるといわれます。ぼくのようにエキセントリックな人間ならなおのこと、世間の常識ある人々から意見を頂くことが欠かせません。たとえばバイク屋さんでも、
「お客さんのお求めのようなバイクは、日本じゃ売ってないんです」
と、このおっさん本当にバイクを買う気があるのかしらん、みたいに思われたかどうか、バイク屋のお兄ちゃんは血圧の低そうなあしらいです。
「じゃあ、どこに行けば買えるの?」
「そうですねぇ、中国、台湾、韓国、ベトナム辺りでしょうか」
 なんとアジアではだいたい売っているんじゃないですか。世界的に売られているし日本で作られているのに、日本の常識ある人々は選択肢に入れないのだといいます。
「あ、待ってください、うちの他店の在庫を調べたら、全国で4台あります」

 そういうわけで発注したものの、やはりこの選択は間違っているんでしょうか。もっとも、電動アシスト自転車で通おうか、なんて考えたことを思えばマシなチョイスでしょう。いや実は、釣り船で行くのは無理だろうか、と一瞬でも考えた自分が恐ろしい。少しのことにも先達はあらまほしきことなり、です。

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