らんかみち

童話から老話まで

新年からつまずいたよ

2009年01月01日 | 暮らしの落とし穴
 新年明けましておめでとうございます。というか、頌春と書いて「こうしゅん」って読んでいた赤面の半世紀に別れを告げたと思ったのも束の間。元旦早々、昨年の暮れに買ったデジカメは選定ミスだと判明して売り飛ばしました。わずか1週間ほどで5000円くらい損をした勘定の船出に、前途多難の予感!
 
 そもそもデジカメなんて写真が撮れれば良いわけで、動画はおまけと割り切った方がすっきりするのに、多くを求めたゆえの失敗でした。たかだか2万円ほどのカメラにビデオカメラの代打は無理。でも半年も待てば必ず良いものが発売されるだろうから、それまで今のカメラで辛抱しようかと思うものの、その頃には半世紀プラス1年が訪れるのです。
 
「子どもの一年は長いが、大人の一年は早い」とは良く言ったもので、残りの人生を指折りながら生きていると、何かとあせって失敗を重ねるのでしょうか。
 年賀にそんなミステイクを促すような一文がありました。曰く、「今年こそ良縁に恵まれますように……」
「バカヤロー! てめえこそ、えぇ加減にフィリピーナと再婚しやがれ」などと毒づいてはみたものの、すでに奴は残りの人生を守りに入っているようです。
 
 そんなこんなで、シュトラウス親子のワルツなど聴きながら酒を飲んでいると、ああ今年も同じ過ちを繰り返すのかな、と正月番組に骨抜きにされたみたいに責任転嫁する自分を発見して、あかんな! 
 人生を守りに入れるような実績も無く実りも無いぼくですので、ここらで一念発起といきたいところですが、どうなりますことやら……。

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