らんかみち

童話から老話まで

隣人を愛することができるなら

2013年12月14日 | 暮らしの落とし穴
「1日1分半の英語ジョーク」から。

“It is easier to love humanity as a whole than to love one's neighbor.”

「隣人を愛するより、人類を愛する方が簡単だ」

 うぅ、これってジョークというより、普遍的な真理じゃないかい? どこの誰とも分からないおじさんと援助交際しても、隣のおじさんとはできんのと同じ……ちょっと違うかも知れないけど。

 もっと切実で悲しいのは、隣人は愛せても親類を愛せないという場合。まだ死んでもいない親族の遺産相続を巡って喧嘩しているってのは良く聞く話だ。
 宝くじを買ってもいないのに、当たったときの金の使い道を巡って夫婦げんかし、挙げ句の果てに別れ話に発展した、なんてアホらしい話も。一般人ならジョークで済ませるけど、王様ともなると。

「粛清」という字面は悪くないと思うけど、耳で聞く印象は残虐で血も涙もない行為そのままじゃないか。叔父さんが信用ならないからって粛清される、いわんや人民をやだから、人権とかっていうレベルじゃない。
 あの国の王様が愛しているのは何なんだろう。まかり間違っても国民じゃないだろう。まして嫁なんか信用してないだろうし、子どももいないのなら、権力そのものを愛しているとしか考えられない。結局あの国は、日本の戦国時代以前なんだろうね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿