らんかみち

童話から老話まで

バッテリー三態

2008年09月15日 | 暮らしの落とし穴
 電気カミソリのニッカド電池がだめになったので、分解してニッケル水素電池と交換したんですが、ニッケル水素電池ってすごく使いづらいんです。充電の仕方を誤るとすぐに使えなくなって、これが2回目ともなるとさすがに頭にきました。

 ところがどこに行ってもニッカド電池が売ってないんです。大手家電店の女性店員さんにたずねたら、「ニッカド電池? 聞いたことがあるような……」という有様。ニッケル・カドミウム電池はもう過去の電池と成り果てたんですね。
 
「eneloop」っていう優れた充電池をデジカメに使って重宝してます。継ぎ足し充電もできるし、自己放電がほとんど無いので、ほったらかしておいていざ使おうとして、電気が抜けている! と慌てることが無くて助かります。でもその優れものは専用充電器が必要だし、サンヨーしか作ってないからまだ高価なんですね。

 この前自転車で転んだ日は、家に帰り着いたころには電池切れ寸前で、もしかしてライトまで消えてしまうんじゃないかと心配になったほどです。来島海峡大橋に登ろうとしてバッテリー上がりしたら地獄絵図でしょうね。それが現実となりそうなんですが、リチウムイオン電池は高価で37000円。

 自転車のマニュアルには、「標準で50km走れますが、走行距離が半減したら電池の寿命です」と書いてあってあきらめかけたんですが、よく考えたらぼくの体重が標準を超えているのみならず、50kmというのは平地走行が条件みたいです。
 かくなる上はAC電源でひげをそり、体重を減らして自らの脚力で自転車をこぐのがいいようです。

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