らんかみち

童話から老話まで

いけ好かない美人より慣れた並

2007年04月13日 | 暮らしの落とし穴
 明日は蕎麦を打ちに出かけるので蕎麦粉を買いに出かけ、ついでにジャスコの食品売り場でまつやさんの「とり野菜みそ」を探して回ったのですが、見つからなかったのでS屋さんの味噌煮込みうどんを買ってしまいました。もう一か所あるとしたらカルフールですが、あそこなら見つかるような気がします。
 
 さて蕎麦粉屋さんなんですが、色んな種類の粉を打ってみたいのでいつも買う粉屋さんではなく、ちょっとばかり遠出して初めての粉屋さんに出かけました。
 いつもの粉屋さんに不満があるのではなく、某俳優さんの曰く「慣れた美人より初めてのブス」というわけで、ちょっとつまみ食いしてみたくなったわけです。
 
 それで三種類の粉を買い求めたんですが、帰りの電車の中で「あらー、こらアカンわ!」と、がっかりしました。蕎麦粉の良し悪しは、打ってみる前に袋の外から粉をさわった触感で分かってしまうんです。
 帰って打ってみたら案の定、一種類についてはそのへんのスーパーで手に入る粉と大差の無いものでした。もう一つは蕎麦殻まで一緒に挽いた田舎風の粉で、これは興味深い味だったんですが、そのままでは誰かに食べてもらうには食感に問題がありそうです。
 
 三番目の粉は味の予想がつきそうだったので試し打ちはしませんでしたが、結局は在庫していたいつもの粉屋さんの製品をブレンドして使うことにしました。
 嫁さんをもらったことがないので、それについてはコメントのしようもないぼくですが、蕎麦に関してのみ言わせてもらえば「いけ好かない美人より慣れた並」の方が良いようです。