NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

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912号【ヘビもあたふた、ハチに泣きっ面。】

2009-04-14 23:18:45 | Weblog

先週末から風邪っぴき。

しかしながら、どれもこれも山積状態のままで

投げ出すわけにいかず。



魚部も同様。

先週土日もギョブらざるを得なかった。



その時は池に行ったのだが、

ある池では土手を上がると大きなヤマカガシが

道をふさいでのんびり横たわって日向ぼっこ。



土日のスケジュールのやり繰りなどの考え事に、

その存在に直前まで気付かない顧問イノウエ。



思わず、ウギャャーと大声を上げてしまった。



ところが、ヘビも同様だったようで、その大声に慌てふためく。

右に行こうか、それとも左、いやいややっぱり右か?

と瞬間的にもの凄くあたふたして逃げて行った。



ヘビのあまりの驚きっぷりが可笑しかった。



その次の池では、爆音的な羽音とともに現れたのは、

オオスズメバチ!

慌てて、しかしそっと静かに、サデ網をかぶって屈み込み、

いつものように通り過ぎるのを待つ。



網のレース生地越しに爆音の正体を見ると、

 ・・・でけぇ。



なかなか通り過ぎないと思っていると、急に静寂が訪れる。

 ・・・ん?


かぶった網を、後頭部付近で手で支えていた。

その人差し指、むき出しではないが、網の生地越しに

何かの重みを感じる。

 ・・・もしかして?



どうやら爆音の正体が留まってしまったらしい・・なんてこった。



そんなに長い時間ではなっただろう。

けれど、いろいろ考えた。

「刺されたらどれくらい痛い?」「どうやって病院に行く?」

「こいつは人間に留まったって気づくやろか?」



このドキドキっていったら、もう・・

無事が分かった後しばらく、安堵感と疲労感がなかなか消えなかった。





コメント
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