NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

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過去の日記第7号~春はそこまで(2月22日)

2005-02-22 23:07:06 | Weblog
魚部とご縁のある皆さま へ

本日、学年末考査が終わりました(2月22日)。
で、久々に川に行こうと。自宅にいる3年生にも声掛けをして。

『そうだ! 紫川に春を探しに行こう!!』
というテーマで。


■気持ちよい晴天のもと、3年(3人)VS1年(5名)の熾烈極まる火花がっ!
記念病院横の紫川の河原に降り、さっそく魚部スーツ装着。
みんな「シロウオ初体験」の現役魚部員たち。
簡単なレクチャーをして、川へGO!



「あっ、これか?」と初シロウオは、もうすぐ卒業で魚部長引退間近のエース君。
このところ、好調のご様子。
と思ってたら、「あっ、採れた!」とこれは1年A木君。


何だか徐々に、3年VS1年のシロウオ競争の様相。
顧問、何だか不調のため棄権気味。カメラを撮りに行って、部員らの様子撮影。
青空、キラキラ光る川面。
卒業間近な部員と、これから魚部の中心になる部員ら。
そして、今年も海からやって来た春の使者シロウオ。
車がどんどん行き交う街中の川にいても、気持ちの良い時間でした。





と、そんなこと行ってる間に、勝負の行方は・・・。
3年生10匹、1年生8匹。
追いつ追われつの大激戦は、3年K原君の絶好調により逆転勝ち。
貫禄を見せることができました。

■何と、赤メダカ!?
その後も思い思いに紫川に遊んでもらって、さあ帰ろうかと。
R3が通る貴船橋の、ある橋脚の下あたりは淡水がしみ出ている。
ここは水が透明で、メダカが沢山群れているのが見えるところ。
「ホラホラ、メダカがいっぱいやろ。」とか言いつつ、みんなで見てると。
「何か、赤いのがいますよ?」
確かに、赤いのが1匹。誰かが「小赤」でも逃がしたのかなと思うほど。

3年生コンビが早速すくうと、「何?このメダカ?? 赤っっ!」という感じ。




「赤メダカ」ってもしかしているの??とネットで検索してみた。
なんとまあ、ヒメダカのことを「赤メダカ」と言ってるものが多い多い。
その言い方って、最近のことなの? 
ヒメダカはヒメダカやろうもんと思いつつ探すが、お目当ての「赤メダカ」は
見あたらず。

じゃあ、コイツって一体、何者?? 
こういうのを採集した、店で見たなど、ご存じの方はご教授くださいませ。

■極めつけ。「すっ、すっ。スッポンですっ!」(発見者1年k藤君の第1声)
ちょうど、赤メダカをバケツに入れた頃。
裏側でガサゴソしてた、1年k藤君の慌てた声が。
(彼は6月も紫川で、コオイムシ発見ということをやらかした人物。)

「嘘つけ、ミシシッピ(=ミドリガメ)やろが。よう見たのか。」
と言いつつも同時に「スッポン、マジ?スッポン??」とカメラを
かなぐり捨てる顧問井上。スッポンダンスをしそうな勢い。
だってまだ、福岡のカメ4種の中で「生きてる」スッポンは未見だもの。
新顔を見られる喜びは、いつまでも記憶に残る喜び、なんだもの。
これはおおごと。しかも紫川ばい。しかもこんな下流の街中で。などと。

「おいおい、エース君、行って行って!」と部長をせかして行かせる。
部長お出ましに水から離れる1年生。水に入る部長エース君。
第1回目の網入れ。水から網が上がってくる。
「あ~、ホントだ~。スッポンだー」とエース君。
顧問、スッポンダンスを始めていた。



デカイデカイ。スッポン鍋にされそうなほど。
「ガブ」と魚部スーツの足や網を噛もうとする。
おー、さすがスッポン。



初スッポン、しかも魚部パキパキの地元紫川での出会いでした。

とまたもや長くなりました。
春が近くまで来ているのを感じた、こんな紫川での1時間ちょっとでした。
ではでは。
コメント
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