NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

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237号『厳冬期の河床表面にイシドジョウいた!!』

2006-02-05 21:42:14 | Weblog
※1月26日(木)に行ったイシドジョウ
冬期調査の報告


■まずは、計測

網を使っての採集調査の前に、まず水温気温の計測を
S田君とY内さんが行う。

水温は、
      いつもと同じくらい

気温は、
      今日は暖かい


A木君はと言うと、計測の間、箱メガネで“そおっと”川をのぞく。
河床の表面に、イシドジョウがいないか探している。
(網では採集できているので、礫の浅い所にいるのは分かってる。
ただ、まだ河床表面にいるのは未確認なので、この作業。)


■イシドジョウ発見! 真冬にも活動??



   いました!! 先生!!!

驚いた。いやあ、驚いた。
そう、いたのである。河床の表面にイシドジョウが。



ある本では、
「川の形が変わるほど掘りかえしても見つからない」
とまで言われる冬期のイシドジョウ。

網での採集確認に続き、河床表面にいる個体も確認した。

しっかり、ビデオでも撮影した。

A木君の粘り勝ちかしら???


■バトル形式?で、これまで最多数のイシドジョウ

計測&箱メガネ観察が終わり、次はさで網採集。

時間は、30分間。
顧問も参戦して、メンバー4人。

顧問、調査だというのにバトルモード。
A木君を挑発する。
しかし、若さに負けて、後半持続力がた落ち。

しかしながら、バトルモード=集中力を高めて調査する、
ということで、これまでの調査で最多のイシドジョウ確認。



何と、35匹!
暖かかったせいもあるのか、必死だったからか。

雌雄の性比は、雌33:雄2


当歳魚は、5個体。37㎜程度か。


最後は、採集個体を観察して、いつものように放流。

次回調査は、2月中旬の予定か。
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