~泣きそうになった初有明海(2年・A木)~
■僕にとっての初有明海の干潟は、まさに地獄と言う他ありませんでした。
干潟は初めてではなかったし、ムツゴロウを採集できるというので、
ワクワクしながら有明海にむかっていました。
そして到着して干潟の泥の上を見ると、「でかい」ムツゴロウが沢山!
■「もう絶対に捕まえてやる!。」と威勢良く考えていたのもつかの間。
すぐに有明海の干潟は他とは違う、ということを思い知らされました。
■まず、入ったとたん足をとられ進めない。
ムツゴロウの巣穴まで行くので一苦労でした。
そしてやっとの思いでたどり着き、穴に両手を突っ込む!
「・・・いない。」
こんなことが何度も続き、あまりのきつさに泣きたくなりました。
というより、本当に少し涙がでました。
■そのときお尋ね者のムツゴロウはというと、泥と格闘している僕を
ほんの2~3m先で眺めていました。
ものすごく悔しかったけど、残念ながら僕の手がムツゴロウに
触れることは最後までありませんでした。
■「これが有明海か。」と思いました。
最後は泥から脱出できずに力尽き、陸上から引き上げてもらいました。
泥から出ると、全身泥まみれで泥人間になっていました。
「次に干潟に行くときは、今回の経験を生かして採集できるように
したい。」と思いました。
(2年・A木)
恐いなぁ。。