くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

デザートの余韻

2012-10-05 11:07:44 | Weblog
小さなカップに入ったヨーグルトやアイスクリーム、プリンを食べる時、
おまけでつけてくれる使い捨てのスプーンで食べるのもよいでしょう。
しかし使い捨てっていうのは何かもったいない気がするし、
せっかく家でゆっくり食べられるならちゃんとしたスプーンで食べたいもの。

食後やお風呂上がりに冷たいデザートを食べながらホッと一息。
「あ~、美味しかった!」と言ってからすぐに片付けに移れる人はそう多くはいないのではないでしょうか。
大抵は空いたカップとスプーンをテーブルの上において美味しさの余韻に浸ることと思います。

しかしここで大きな問題が発生するわけです。
カップとスプーンをどのように置けばよいのかということです。

ちゃんとしたスプーンといえば普通は金属でしょう。
空になった軽いプラスチックのカップに金属のスプーンを入れるとどうなるか。

コテンと転びます。
一日の業を成し終えて優雅にデザートを食べた終わった直後に
スプーンの重みで自立できないカップにイライラした経験は誰にでもあるはず。

アイスクリームならちゃんとしたフタがついているのでその上にスプーンを置くということもできますが、
ペラペラのフタしかついていないヨーグルトやプリンはどうしたものか。
強引にフタの上に置くのもいいですけど何か頼りないし、
薄皮一枚残してフタを完全にはがさない主義の人は為す術がありません。

しかしご安心ください。
私はまたしても偉大な発見をしたのです。
空のプラスチックカップに金属のスプーンを入れても倒れない奥義を見つけたのです。

それはスプーンの向きをひっくり返すという秘技。
スプーンの物を乗せる側を下にしてカップにいれるのです。
詳しい理屈は後世の科学者にお任せするとして、
こうすることで何故か自立できるようになるのです。

もちろんスプーンとカップのバランスによって限度はありますが、
明らかに倒れにくくなります。

これで心置きなくデザートを食べた後ももノンビリできますね。
私の心は海のように広いのであまり気にしませんが、
そのノンビリできる時間がどうして生まれたのか。
その点は忘れないでいただきたいと思う今日このごろです。