端っこの「お気に入り」プチ感想です。 (前回)
・『RED GARDEN〔レッドガーデン〕』4巻(完結)
・『RD 潜脳調査室』2巻(完結)
・『狼と香辛料』2巻
話の内容にふれる部分があります。
『RED GARDEN〔レッドガーデン〕』4巻
(綾村切人先生 原作:GONZO)
[あらすじ]
ニューヨークのある学園に通う4人の女生徒。 接点のない4人の共通点は、友人リーズ。
ある日、リーズの死を知った彼女たちが、ナゾの男女に告げられる衝撃の事実!
逃れられぬ宿命の中で、“バケモノ”との戦いを強いられた女生徒たちの非日常と日常。
[感想]
最終巻です。 アニメ原作作品であり、ストーリーラインは同じでオリジナル要素いろいろ。
4人の女生徒がそれぞれ描かれるアニメ版と違い、主人公ケイト中心に話は進みます。
私はケイトとクレア(とポーラとルーラ)がお気に入りキャラクターだったので、楽しめました。
そして、綾村先生の絵が作品の雰囲気にぴったりだった事が、マンガ版最大の特徴かも。
ラストがアニメ版と異なりますが、マンガ版の描き方も好きです。 どちらも素晴らしかった!
『RD 潜脳調査室』2巻
(原作:プロダクション・アイジー/士郎正宗先生
原作協力:クロスロード 漫画:宮野桃太郎先生)
[あらすじ]
近未来。 ある事故により、数十年も昏睡状態だったダイバー・波留真理が主人公。
ネット社会のセキュリティである「メタリアル・ネットワーク(通称“メタル”)」の中で起きる
さまざまな事件を調査する「電脳ダイバー」となった彼と、仲間たちの活躍を描く物語。
[感想]
最終巻です。 アニメ原作作品で、ストーリーなどはほぼそのまま。
この巻では風俗アンドロイド話と、気象分子をめぐる最終エピソードが描かれています。
宮野先生の絵柄がアニメ版に比べると「可愛い系」なためか、ホロンが可愛かったな~。
気象分子の話に関しては、アニメ感想でも語ったように今一つしっくり来なかったんですね。
そして、マンガ版最大の難点というか、改善してほしかった点は・・・もっと、ムチムチ感(完)
『狼と香辛料』2巻
(原作:支倉凍砂先生 キャラクターデザイン:支倉十先生
作画:小梅けいと先生)
[あらすじ]
中世ヨーロッパ風な世界。 行商人ロレンスの荷馬車に乗り込んできた少女は、狼だった?!
“賢狼”ホロと名乗った少女とロレンスの、行商の旅をめぐる騒動の数々を描く物語。
経済活動にもとづく事件に2人が知恵と行動で挑むさまと、軽妙なかけ合いが楽しい。
[感想]
原作小説は未読です。 アニメ化もされた作品で、2期目も決まっていて嬉しいかぎり。
私としては、この作品で描かれる「経済」に関する話に興味津々だったりします。
ゼーレンという青年から持ち込まれた〝もうけ話〟の裏に気づいたロレンスたちは、
さらにその裏をかこうとミローネ商会という組織に、提携を申し出る。 こんな展開、大好き。
マンガ版は「絵と説明」の組み合わせが絶妙で、内容がわかりやすい。 今後も楽しみ!