2017年8月号
今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
表紙は、氷菓子を食べるリコ!
パ〇コをひとつ、こちらに差し出しているのが、一体感ありますね。
他、ヒメ先輩アイス、裕貴くんとざわ子さんはかき氷で、涼し気。
今月の「母と息子で賞」は、『ざしきわらしと僕』!
今回、母が帰省して来ていますが・・・
何となく、母子の会話もないまま進行しているのが、緊張感。
その間で、ざわ子さんが落ち着きをなくしていたのは可笑しい。
ようやく会話が始まってもぎこちなく、妙な雰囲気になったり、
そこで、ざわ子さんが助け舟を出すも、余計に混乱したりと面白い(^^;
母も息子も互いを気づかうあまり、ギクシャクしていたようですが、
祖母様の言葉と、2人きりの会話を経たことで、素直な言葉を
言い合えていたのは、良い前進だったように思えます。
やさしい雰囲気の中、母子の絆が少しずつ再生されてゆく様子に、
ほんのり温かみを感じさせる良さがありましたね・・・
【今月のピックアップ!】
●ちんまり経理のヒメ先輩 (kera 先生)
ヒメさんと若林くんの関係は・・・?
2人の関係が気になる四宮さん、さっそくヒメさん家に来ています。
一応、勉強しに行くという口実でしたが、あれこれ探りを入れているのが面白い。
けれど、ヒメさんの家での仕事ぶりを見て、若林くんからヒメさんの事情を聞き、
さらに母上が亡くなっていることを知ると、色々と考えてくれていたのが好印象。
四宮さんも、良い子ですね。
その際、若林くんにドキッとしていたのが気になる所でしたが、
ヒメさんと彼が一緒に住んでいることを知って、何やら誤解していたのは愉快。
また、ヒメさんが「秀ちゃん」呼びしたのを聞いて、動転していたのも(^^;
まあ、親戚だと知って収まったようですけど、さすがに口実だった勉強は
はかどらなかったようで、憔悴していた2人が可笑しかった。
などなど、四宮さんがやって来て、ヒメさんと若林くんの関係を探った今回。
やはり四宮さん自身が、若林くんにどのような印象をもったかに、注目でしょうか。
これが関わってくるのか気にしつつ・・・ 今後も楽しみです!
●笑って!外村さん (水森みなも 先生)
姫木さんの誤解を解く・・・?
不良の憧れるがゆえに、外村さんに親しみを持つお嬢様・姫木さん。
外村さんは、彼女を春野さんに会わせようとするのですが・・・
まあ、春野さんを「師匠のような存在」と言ったため、姫木さんは
不良の師匠と思い込んで、喜んでいましたけど(^^;
そして、外村さんも自分が不良だと思われていると自覚があって、
不良でないと知られたときに、幻滅されないかと心配しているのは興味深い。
誤解を解くよりも、幻滅させてしまうことを優先して考えているわけですね。
それでも春野さんは、「本当の自分を見せる練習」だと励ましていて、さすが。
おかげで、姫木さんを春野さんに会わせた際、意外とすんなり不良ではないと
打ち明けてられていたのは、大きな前進でした。
姫木さんの返答は、彼女の人柄を感じさせる前向きなもので、
さらに、外村さんを傷つけていたかもしれないと気にするほど・・・
でしたが、外村さんは友達でいられることを喜んでいて、これでわだかまりなく、
真っ当な友人関係を構築できたことが、何より素敵でありました。
などなど、姫木さんの誤解を解くという大きな一歩を踏み出した今回。
この誤解を解く流れが、これからも続くのかと期待しつつ、今後も楽しみです!
【その他】
●ミッドナイトレストラン7to7 (胡桃ちの 先生)
キスでお姫様は目覚めましたが・・・
オリさんの方は食欲旺盛、よく食べてますけど、天四郎くんの使った箸に
間接キスかと動揺してしまう姿が、可愛らしい(^^;
一方、ユキさんは意識だけとはいえ、天四郎くんにキスされたわけで、
婚約者でも昔好きだった人でもなかった所が、不意打ちの衝撃。
これが、今後どう影響してくるのかは、気になりますね!
●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生)
静岡の車におけるご当地ナンバーとなると、やはり富士山!
ではありますが、山梨でも申請できるらしく、相変わらずの2県(^^;
まあ、共有できているだけ、ややこしいけど平和なのかな?
車のナンバーへのこだわり話も面白かったですけど、「11-22」で
「いい夫婦」が出てこないりん子さんが愉快・・・とはいえ、私も出なかった(ぇ
あと、東京民の雲春くんが車持ってないのも、わかるわかる~でしたね。
●穂積くんは猫に勝てない (ほしな 先生)
シェアハウスは、倉木さんハーレムだった!?
皆の住むきっかけを尋ねた所、帰ってきた答えが「倉木さんがいたから」多数。
なので、穂積くんが、みんな倉木さん目当てだと想像していたのは笑!
まあ、ハーレムというより、世話を焼かれたというのが主でしたね。
このあたり、倉木さんの人柄が感じられますし、さらに住人それぞれの境遇も
見えてきていたのが面白かったし、興味深い内容になっていました。
また、弱った猫の面倒をみるなど、その世話人っぷりが微笑ましかったです。
●まちがいだらけの恋愛道場 (たうみまゆ 先生)
コミックス1巻は、8月発売! そんな今回、「忖度してる?」
いや、店へやってきた謎の青年が、いきなりそんなこと言い出していたので大笑!
しかも意味知らないで言っていたようですが、その青年が髪を降ろしたマサスケ君
だったものだから、愉快でありました(^^;
一流銀行の友人に頼まれて合コンに出たらしく、いつも通りのスカシッっぷりで
対応していたのが不安でしたけど、意外と女性受けしていたのが驚き・・・
と思いきや、芝さんたちの調査によって、女性陣に完全に見透かされていたと
気づかされていたのは、お気の毒でしたが面白かった(ォィ
●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生)
アーサーさんとレモンさんの仲を、賭け対象にしたフワロさん・・・
ヒドイ話と思ったら、自分はくっつかない方に賭けたことで、村の人たちは
くっつく方に賭け、応援ムードにしてしまったのだから、なかなかやり手。
リリアンさんは気が気でない状態ですが、ラウールさんは意外と冷静。
手をつなぎラブラブな2人を見たリリアンさんは固まってしまいますが、
ラウールさんは、そんな彼女の手をつないで励ましていたのが面白い。
さらに、コバーン少年も加わって、手つなぎの輪ができていたのは大笑いでした!
でも、最後まで手を離さなかったアーサーさん、頑張りましたね~。
【新人賞@まんがタイムスペシャル】
・腐女子じゃないです、文学少女です。 (さくまりょう 先生)
文学少女な女子高生は、BLも嗜む・・・?
【主な登場人物】
・天童紗若 : 読書が趣味の女子高生。 妄想過多で内気。
・後輩 : 紗若さんの後輩さん。 グイグイ来るタイプ。
文学少女をきどる紗若さん、楚々とした振る舞いをしていますが、
語り合う友人を欲しがったり、間違えて持ってきたBL本を読んで悦に入ったり、
あまりイメージ通りの文学少女っぽくない姿が面白いです。
また、後輩さんが紗若さんとは対照的に外向的なタイプで、紗和さんに対して
グイグイ迫って来る所も、2人のやりとりを楽しくしていましたね。
この2人をもっと見てみたいので、つづきに期待です!