五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想

2017年06月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2017年8月号

 

 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
 表紙は、氷菓子を食べるリコ!
 パ〇コをひとつ、こちらに差し出しているのが、一体感ありますね。
 他、ヒメ先輩アイス、裕貴くんとざわ子さんはかき氷で、涼し気。

 

 

 今月の「母と息子で賞」は、『ざしきわらしと僕』

 

 今回、母が帰省して来ていますが・・・

 何となく、母子の会話もないまま進行しているのが、緊張感。
 その間で、ざわ子さんが落ち着きをなくしていたのは可笑しい。

 ようやく会話が始まってもぎこちなく、妙な雰囲気になったり、
 そこで、ざわ子さんが助け舟を出すも、余計に混乱したりと面白い(^^;

 母も息子も互いを気づかうあまり、ギクシャクしていたようですが、
 祖母様の言葉と、2人きりの会話を経たことで、素直な言葉を
 言い合えていたのは、良い前進だったように思えます。

 やさしい雰囲気の中、母子の絆が少しずつ再生されてゆく様子に、
 ほんのり温かみを感じさせる良さがありましたね・・・

 

 

【今月のピックアップ!】

●ちんまり経理のヒメ先輩 (kera 先生)

  

 ヒメさんと若林くんの関係は・・・?

 2人の関係が気になる四宮さん、さっそくヒメさん家に来ています。
 一応、勉強しに行くという口実でしたが、あれこれ探りを入れているのが面白い。

 けれど、ヒメさんの家での仕事ぶりを見て、若林くんからヒメさんの事情を聞き、
 さらに母上が亡くなっていることを知ると、色々と考えてくれていたのが好印象。
 四宮さんも、良い子ですね。

 その際、若林くんにドキッとしていたのが気になる所でしたが、
 ヒメさんと彼が一緒に住んでいることを知って、何やら誤解していたのは愉快。
 また、ヒメさんが「秀ちゃん」呼びしたのを聞いて、動転していたのも(^^;

 まあ、親戚だと知って収まったようですけど、さすがに口実だった勉強は
 はかどらなかったようで、憔悴していた2人が可笑しかった。

 などなど、四宮さんがやって来て、ヒメさんと若林くんの関係を探った今回。
 やはり四宮さん自身が、若林くんにどのような印象をもったかに、注目でしょうか。
 これが関わってくるのか気にしつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

  

 姫木さんの誤解を解く・・・?

 不良の憧れるがゆえに、外村さんに親しみを持つお嬢様・姫木さん。
 外村さんは、彼女を春野さんに会わせようとするのですが・・・

 まあ、春野さんを「師匠のような存在」と言ったため、姫木さんは
 不良の師匠と思い込んで、喜んでいましたけど(^^;

 そして、外村さんも自分が不良だと思われていると自覚があって、
 不良でないと知られたときに、幻滅されないかと心配しているのは興味深い。
 誤解を解くよりも、幻滅させてしまうことを優先して考えているわけですね。

 それでも春野さんは、「本当の自分を見せる練習」だと励ましていて、さすが。
 おかげで、姫木さんを春野さんに会わせた際、意外とすんなり不良ではないと
 打ち明けてられていたのは、大きな前進でした。

 姫木さんの返答は、彼女の人柄を感じさせる前向きなもので、
 さらに、外村さんを傷つけていたかもしれないと気にするほど・・・

 でしたが、外村さんは友達でいられることを喜んでいて、これでわだかまりなく、
 真っ当な友人関係を構築できたことが、何より素敵でありました。

 などなど、姫木さんの誤解を解くという大きな一歩を踏み出した今回。
 この誤解を解く流れが、これからも続くのかと期待しつつ、今後も楽しみです!

 

 

【その他】

●ミッドナイトレストラン7to7 (胡桃ちの 先生)

 キスでお姫様は目覚めましたが・・・

 オリさんの方は食欲旺盛、よく食べてますけど、天四郎くんの使った箸に
 間接キスかと動揺してしまう姿が、可愛らしい(^^;

 一方、ユキさんは意識だけとはいえ、天四郎くんにキスされたわけで、
 婚約者でも昔好きだった人でもなかった所が、不意打ちの衝撃。
 これが、今後どう影響してくるのかは、気になりますね!

 

●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生) 

 静岡の車におけるご当地ナンバーとなると、やはり富士山!

 ではありますが、山梨でも申請できるらしく、相変わらずの2県(^^;
 まあ、共有できているだけ、ややこしいけど平和なのかな?

 車のナンバーへのこだわり話も面白かったですけど、「11-22」で
 「いい夫婦」が出てこないりん子さんが愉快・・・とはいえ、私も出なかった(ぇ
 あと、東京民の雲春くんが車持ってないのも、わかるわかる~でしたね。

 

●穂積くんは猫に勝てない (ほしな 先生)

 シェアハウスは、倉木さんハーレムだった!?

 皆の住むきっかけを尋ねた所、帰ってきた答えが「倉木さんがいたから」多数。
 なので、穂積くんが、みんな倉木さん目当てだと想像していたのは笑!
 まあ、ハーレムというより、世話を焼かれたというのが主でしたね。

 このあたり、倉木さんの人柄が感じられますし、さらに住人それぞれの境遇も
 見えてきていたのが面白かったし、興味深い内容になっていました。
 また、弱った猫の面倒をみるなど、その世話人っぷりが微笑ましかったです。

 

●まちがいだらけの恋愛道場 (たうみまゆ 先生) 

 コミックス1巻は、8月発売! そんな今回、「忖度してる?

 いや、店へやってきた謎の青年が、いきなりそんなこと言い出していたので大笑!
 しかも意味知らないで言っていたようですが、その青年が髪を降ろしたマサスケ君
 だったものだから、愉快でありました(^^;

 一流銀行の友人に頼まれて合コンに出たらしく、いつも通りのスカシッっぷりで
 対応していたのが不安でしたけど、意外と女性受けしていたのが驚き・・・
 と思いきや、芝さんたちの調査によって、女性陣に完全に見透かされていたと
 気づかされていたのは、お気の毒でしたが面白かった(ォィ

 

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生)

 アーサーさんとレモンさんの仲を、賭け対象にしたフワロさん・・・

 ヒドイ話と思ったら、自分はくっつかない方に賭けたことで、村の人たちは
 くっつく方に賭け、応援ムードにしてしまったのだから、なかなかやり手。
 リリアンさんは気が気でない状態ですが、ラウールさんは意外と冷静。

 手をつなぎラブラブな2人を見たリリアンさんは固まってしまいますが、
 ラウールさんは、そんな彼女の手をつないで励ましていたのが面白い。
 さらに、コバーン少年も加わって、手つなぎの輪ができていたのは大笑いでした!
 でも、最後まで手を離さなかったアーサーさん、頑張りましたね~。

 

 

【新人賞@まんがタイムスペシャル】

・腐女子じゃないです、文学少女です。 (さくまりょう 先生)

 

 文学少女な女子高生は、BLも嗜む・・・?

 【主な登場人物】
 ・天童紗若  : 読書が趣味の女子高生。 妄想過多で内気。
 ・後輩    : 紗若さんの後輩さん。 グイグイ来るタイプ。

 文学少女をきどる紗若さん、楚々とした振る舞いをしていますが、
 語り合う友人を欲しがったり、間違えて持ってきたBL本を読んで悦に入ったり、
 あまりイメージ通りの文学少女っぽくない姿が面白いです。

 また、後輩さんが紗若さんとは対照的に外向的なタイプで、紗和さんに対して
 グイグイ迫って来る所も、2人のやりとりを楽しくしていましたね。
 この2人をもっと見てみたいので、つづきに期待です!

 


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